三段の滝、ラルマナイの滝、白扇の滝(北海道恵庭市)

滝まで

2016年9月3日訪問。 北海道旅行の4日目。
最終日で新千歳空港へ向かう最後に立ち寄った北海道恵庭市のラルマライ川の3つの滝「白扇の滝」「ラルマナイの滝」「三段の滝」を訪問。
滝の場所は、下記の地図を参照。

"ラルマナイ"は、アイヌ語で「水無沢」という意味らしい。
「水無沢」?と言われても結構な水量なので違和感があり、HPを回っていたところ下記のような記載を見つけて少しだけ納得。


恵庭市史(1979)より

「一説には沢の両側にきりたち、急流で滝になっているところの意味で、漁川上流の恵庭渓谷の一部をなし、支流ラルマナイ川が流れ、白扇の滝、ラルマナイの滝など景勝の多いところ」




訪問のながれは、白扇の滝に車を駐めて観瀑し、ラルマナイの滝駐車場へ移動し「ラルマナイの滝」「三段の滝」を見るといった感じになる。


↑地図

白扇の滝

白扇の滝の駐車場

↑白扇の滝駐車場
10台程度のスペースが有る。
満車にはならないものの、結構な車の行き来があり、訪問者は多い。

散策道

↑駐車場を降りるとすぐに白扇の滝へ向かうスロープがある。
滝の割に過剰な整備と思う。

大きいけど実はトイレ

↑ログハウス風のトイレ
積雪に耐えるためか非常に立派なトイレがあった。

売店

↑売店
お土産を売っている売店。
お世辞にもお客が多いとは言いがたし。
白扇の滝の集客力と釣り合っていない感じがした。

地図

↑ラルマナイ川の周辺の地図。
道道117号線は見事な整備ぶりで台風の影響は一切なかったのだが、 問題は散策道で、特にラルマナイ滝の周辺の散策道が通行止め部分が多くあり、観瀑できる場所に制限があった。
(とは言っても、台風前から通行止めのようだったが...)

白扇の滝

↑トイレからラルマナイ滝へ向かって階段を降りると東屋があり、すぐに白扇滝の落ち口が見えてくる。
ちなみに東屋のあたりから舗装されていないので、汚れるかもしれないので靴は歩きやすい靴がいいだろう。

白扇の滝

↑白扇の滝

白扇の滝

↑白扇の滝

白扇の滝

↑白扇の滝

↑白扇の滝(動画)

白扇の滝

比較的幅のあるラルマナイ川が落差約15mで落ちる滝。
通常だと白濁した流れが白い扇を広げたような感じに見えるのだろうか...。
水量が多くそういった印象は感じなかった。
観瀑位置がビタッと来る場所がなく、どこかしらんで木が邪魔して滝の全景を捉えるのが難しかった。
(特に横から落ちるところは少し木がなければもっと迫力があったのに...と思ったり)

とは言え、水量が作り出す波力はなかなかのもので近くに立ち寄った人は是非見たほうがいいと思う滝だと思った。
この後、一旦駐車場に戻った後、下流のラルマナイ滝駐車場まで車で移動する。




ラルマナイの滝

白扇の滝駐車場から、道道117号線を車で少し下流方向に走るとラルマナイ滝駐車場に到着。

ラルマナイの滝駐車場

↑ラルマナイ滝駐車場の看板

ラルマナイの滝駐車場

↑ラルマナイ滝駐車場
10台ちょっと駐められる広さの駐車場。
白扇の滝駐車場同様に、まばらながら断続的に人の往来があった。

道

↑駐車場から川に向かって道が伸びている。
ひとまずそちらに進む。

ラルマナイの滝

↑ラルマナイの滝???(渓流)

ラルマナイの滝

↑ラルマナイの滝???(渓流) ただの渓流です。
本来ならここから更に奥に道が伸びていて、ラルマナイ滝を正面から観瀑できる広場まで行けるはずだったのですが、
訪問時は残念ながら道が通行止めになっており、ここで引き返すことになった。


道

↑駐車に戻り、車道へ。
写真奥になる三段の滝方面(下流方面)へ向かって歩いて行く。

ラルマナイの滝

↑ラルマナイの滝
道道117号線の橋から俯瞰での観瀑。
歩道が整備されており、観瀑ポジションも設けられているので安心してみることはできるものの、
道道からだと、生い茂った木々が邪魔して滝の全景がわからない。
やはり、写真手前にある開かれたスペースにまで降りて、対岸から見上げるように見るのが本当なのだろう。

ラルマナイの滝

↑ラルマナイの滝

↑ラルマナイの滝(動画)
ラルマナイの滝

ラルマナイ川の名前がそのままつけられた滝。
本来なら見事な構成の名瀑を見ることができるのだろうが、
観瀑位置に向かう散策道が通行止めになっており、道道117号線から滝の最下部分しか見ることができなかった。
非常に残念!
復旧を希望です。

三段の滝

ラルマナイ滝から更に下流方向に道道117号線を歩くと、三段滝に到着する。

道道117号線から観瀑ポジション

↑道道117号線の橋の上から見下ろせる観瀑ポジションがある。

三段の滝

↑三段滝(道道117号線の橋の上から)
上部が木々に隠れているが、最下段の2段の構成が見える。

散策道

↑更に117号線を下流方向へ進むと...。
ベンチなどで少し腰掛けられるスペースがあり....。

散策道

↑その奥には三段の滝へ向かう道がある

三段の滝

↑三段の滝(橋の下から)

三段の滝

↑三段の滝(橋の下から)

↑三段の滝(動画)

三段の滝
木々に覆われて全容が見えないもののかなりの落差を数段で落ちていることがおぼろげにわかる滝。
残念ながら写真に取ると道道117号線の高架が構図に入らざるをえない状態になるものの、
それなりの水量で結構見ごたえがある名瀑。
道道117号線から2,3分で三段の滝の対岸まで降りていくことができるので、
ラルマナイ滝を見て、少し時間があるようならこの滝まで足を伸ばしたほうがいいだろう。


これでようやく北海道旅行を締めくくり、新千歳空港方面へ...。



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Last-modified: 2017-01-04 (水) 13:27:49