日本の滝(百選以外)/フレペの滝(北海道斜里町) †
滝まで †
2017年9月13日訪問。
知床半島の海岸線に落ちるフレペの滝。
この滝は、知床半島を遊覧する観光船からも見ることができるのだが、
今回は天候不順で全便が欠航という残念な状態だったので、
陸上からも見ることができるフレペの滝へ向かった。
地図は下記を参照。
知床自然センターまで車、そこから観瀑台まで徒歩というのがこの滝の陸路の基本コースとなる。
↑地図
駐車場 †
↑知床自然センターの駐車場。
結構規模の大きい駐車場だった。
平日で雨も降っていたが、既に何台か駐車されていた。所管としては人が多いな...と。
休日の晴天日ならもっと混雑するのだろう...。
↑駐車場にあった地図。
観瀑台まで散策道は往復2km(40分)
↑知床自然センター
↑知床自然センター
中のインフォメーションでフレペの滝以外の知床エリアの色んな所の情報を教えてくれる。
食事ができる場所や、売店、他にも長靴レンタルなどもあったり、知床エリアに行くなら更に奥に進む前に、
立ち寄って見る価値がある場所だ。
ちなみに、トイレなどはこの先ないので事前に済ませておくこと。
↑施設を出て、フレペの滝遊歩道へ。
とても親切に標識が立っており、途中自然植物の説明などをしているガイドさんと歩いている団体も有り、
自然を活用した観光地なのだと実感。
散策道は舗装こそされていないが、平坦できちんと整備されており、歩きやすい。
動きやすい服装と飲み物などがあればいいだろう。
また、海岸線を歩く際には風が強く体感気温が落ちやすいので心持ち厚着が良いと思う。
↑フレペの滝遊歩道の入口
↑フレペの滝遊歩道
白樺の木の間を歩いて行く。
非常に心地よい。
気温はまさに適温で夏に着用する登山用の長袖、長ズボンに雨合羽という格好。
晴天時は、雨合羽の代わりに雨を通さない上着を準備すればバッチリかと...。
↑フレペの滝遊歩道
途中から、背の高い木々が姿を消して、完全に見開ける。
同じ状態が観瀑台まで続く。
残念ながら訪問時は雨があって辛い。
フレペの滝 †
↑観瀑台に到着
↑看板の説明
この滝は知床連山に降った雨が地下水となって浸透し
切り立った約100mの断崖の割れ目から、流れ落ちています。
ホロホロと流れ落ちる様が涙に似ていることから
別名「乙女の涙」とも言われています。
↑フレペの滝
↑フレペの滝
↑フレペの滝(動画)
フレペの滝
断崖絶壁から落ちる滝だが、訪問時は水量が少なく、風も強いため
巻き上げられた飛沫が高く打ち上げられた波の飛沫のように舞っていた。
滝の落ち口になる川はなく、看板の通り伏流水が落ちる形になっている。
観瀑台からは角度がかなり鋭くギリギリ真横から見るような形になる。
できれば水量が多い時期に船から堂々落ちる姿がみたいなと思った。
悪天候は残念!!
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