2010年2月21日訪問。 朝一番に越生梅林で、梅鑑賞をした後に訪問。(三分咲きで悲しかったが。。) 行き方は関越自動車道の鶴ヶ島ICで降りて、越生町方面(25km程度)で到着。 越生梅林からは、7km程度の距離と思われる。 車は最後の1,2kmで一部細い区間があるが、特に悪路もなく駐車場まで注意すべき点は見あたらない。 無料駐車場は10台程度で、明らかにオフシーズンだが満車でギリギリ端っこのスペースに駐めて歩く。 明らかに寂れた観光地という雰囲気。遊歩道から滝までは完璧に舗装されており、普通のシューズなら苦労はない。 黒山三滝は名前の通り3滝で構成されており、天狗滝だけが下流で少し離れており、雄滝・雌滝が一緒に上流にある構成。
↑無料駐車場(10台前後?に駐めて出発) あまりシーズンじゃないはずなのに、車はいっぱい。
↑駐車場から滝までは本当にすぐ。15分ほど。
↑看板 メインの遊歩道から見ることができるが、100mほど奥ばったところまで近づくことができる。
↑天狗滝
↑黒山三滝(天狗滝) 駐車場から10分程度で到着。 遊歩道から見て左方向に100mほど奥ばった場所に、ひっそりと落ちている感じの滝。 滝は非常に狭い岩の狭間を落ちているのだが、両方の岩が微妙に重なっており、全景を見ることはできない。 落ち口は見えているが、途中が隠されている状態となる。 構成は、徳島県の轟九十九滝の本滝にそっくりだ。 水量は決して多くないが、奥行きのあるうっすら暗い雰囲気の渓谷に静かに滝の音が聞こえてくるのはなかなかの景色だった。
天狗滝から5分程度で到着。 夫婦橋という橋から上段に雄滝、下段に雌滝を見ることができる。 写真的には厳しく、上段のみ日が当たっており、雄滝が露出オーバーで飛んでしまう。 やむを得ず別々に撮影したが、それでも上段の雄滝は厳しかった。
↑看板
↑雌滝
↑黒山三滝(雌滝メイン→雄滝) 雌滝。細い流れで放物線を描いて滝壺に落ちる。 だが荒々しさは全くなく、その点が女性っぽさがあるのだろうか。 橋の直上から観瀑。
↑雄滝
↑黒山三滝(雄滝) 飛散するように飛沫がほとばしる雄滝。 水量が少なかったので、落ち口の手前に降りて撮影した。 12時頃は、雄滝に日光が直接当たっていて本当に撮影がきびしい。 複数露出で撮影して、後でレタッチするなどの小細工が必要かもしれない。 結構、歩きやすいので観光客は多かった。 水量は消して多くない時期だったが、本当に水の透明度が高く、涼を楽しむにはよい場所なのだろう。 寂れた観光地の面持ちは何ともしがたく、もう少しログハウスのように自然に溶け込む様にしてくれると、もっとよくなる気がした。
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