ツキ谷-千尋の滝 †
2007/3/17訪問。
滝までの交通 †
大阪から、国道169号線で、下北山方面へ。
訪問時は国道169号線の新伯母峯トンネルの近く(大台ヶ原ドライブウェーの入り口最寄りのトンネル)が崩落していて迂回を余儀なくされた。迂回路は大台ヶ原ドライブウェー+小処温泉への分岐路(これが結構狭く、高低差が激しい)を通って20分ほどの大回り。通年なら閉鎖され味わえない冠雪の大台ヶ原山系をみながらのドライブは結構楽しかったが、通行時間も短く全面開通が望まれる。
下北山村に入り、池原ダム(トンネル出てすぐ左折)を超え、国道425号線へ。池原貯水を左手にみながら、10kmほど1.5車線程度の舗装された道をひたすら走る。対向車は皆無だ。
備後橋を越えて少しすると、右手に白い小屋があるツキ谷橋に到着。
橋の手前の狭いスペースに車を止めて出発する。
↑ツキ谷橋。小さいのですぐに渡ってしまう。山の手に千尋の滝(木が邪魔で見えない)、下流側は絶壁になっている。対岸から見ると滝なんでしょうが水量は少ない。
↑目印の小屋。雨宿りには使えるが、、、そういうシーンは遠慮したい。
車を駐めて滝へ †
滝へは、小屋に向かって右からフェンスに沿って10m程度登った後、
45度程度の傾斜を沢に沿って歩いていくと到着する。
歩く時間は、15分程度。
沢に並行して行けば迷わないが、整地された道は存在しないので、軍手/長袖/トレッキングシューズが必要。
千尋の滝 †
↑藪をかき分け河原に出ると100m級の落差の滝が登場する。
一気に開けた先に滝が見えたときには感動の一言。
↑ぱっと見は2段瀑。そんなに水量が多くなかったが、迫力は満点。
2段目が分離して2つの水流となっている。
↑滝壺正面にある巨大な岩から撮影。
私(176cm)の空だから比してもでかい。
↑相当滝の近くまで寄れる。水量が少なかったが多ければ飛沫だけでもすごいことになるだろう。
訪問時は水量が少なかったが透明感が高い。
滝壺にも容易に近づける点など申し分なし。
百選に選ばれなかったことが不思議な名瀑。
足下がぬかるんでいる場合は途中の道は要注意!という感じの滝であった。
滝にかかった虹が印象的だった。
↑2008年12月04日再訪問。
散策道に色テープや木のはしごなどをかけてもらっていてかなり歩きやすくなっていた。