日本の滝(百選以外)/相生滝(栃木県日光市)

2015/04/18訪問。
場所は栃木県日光市。日光東照宮近くにある「寂光の滝」を目標にひとまず進む。
「寂光の滝」は相生滝から比べると整備されていて、派手でないにしても国道120号線に入口の看板がある。
今回の相生滝は、到着までそれがないので、事前準備をしっかりしておく必要がある。

国道120号線から、寂光の滝の看板を目印に県道194号(寂光滝線)に入ってしばらく登っていく。
寂光の滝に向かっていて問題ない。
5分程度走ると林道への入口があるので、そこから車を林道方面に入れる。
場所は下記のストリートビュー参照。

<<Googleストリートビューへの参照リンク>>
↑ストリートビューの進行方向右手の赤いコーンが林道の入口になっている。
ゲートが有り、訪問時は閉じていた。
ただ、50-100m程度手前側にゲートを迂回するようにして林道に合流する非舗装の入口がある。
今回はそこから林道に合流した。

↑地図

今回は親切な看板がないので、事前の位置関係は十分事前の把握が必要。

車を止めてから滝まで

地の利もないので、林道入口のゲートから100m程度の位置で路肩に止めさせてもらった。

林道入口付近の非舗装の路肩に駐車

↑林道入口付近の非舗装の路肩に駐車。
林道のもっと奥まで車で進めるが、これでいいと思われる。

林道

↑林道。入口は非舗装だったが、その後は舗装区間もはさみながらあまり起伏もない緩やかな登りが続く。
傾斜はあまりなく、林道区間はほとんど苦労なし。
車を止めて徒歩15分程度で林道との分岐点に到着する。

林道の分岐点

↑林道との分岐点
右手の沢に相生第三砂防ダムが見えるところがポイント。
林道はこの後ヘアピンで高度をあげて、沢から離れていく形になるので比較的わかりやすい。
相生第三砂防ダムは、入口から2,3個目の砂防ダム(だったと記憶)
ここで林道(左)から分岐して、まっすぐ向かって沢に降りていくようになる。

相生第三砂防ダム

↑相生第三砂防ダム
名前の字はちっさくて見えづらい。

滝までの道

↑分岐後の道
道っぽい道ではない。
明示的な標識もない。
倒木がたくさんあり、くぐったり、避けたりをしながら、沢に降りていく。

沢に降りたところ

↑沢に降りたら、後は川伝いに上流に上がっていく。
渡渉を1回か2回すれば、雌滝が見えてくる。
訪問時は水量・水深・水勢も緩やかで、登山靴でも浅瀬を選んで渡渉すれば、靴下を濡らすこともなかった。
気にする人は長靴があれば問題ないだろう。

分岐から更に10分程度で雌滝が見えてくる。

相生滝(雌滝・雄滝)

相生滝。
下流の雌滝、上流の雄滝で構成される滝。

相生滝-雌滝

相生滝(雌滝)

↑相生滝(雌滝)

相生滝(雌滝)

↑相生滝(雌滝)

相生滝(雌滝)

↑相生滝(雌滝)

相生滝(雌滝)

相生滝の雌滝。
絶壁を僅かな水量を落とす優しいイメージの滝。
落差はボチボチあるが、いかせん水量が今ひとつのため、はやり迫力にはかける。
訪問時は曇だったため、撮影も光学的に苦しさはなかったが、
ピーカンの場合は結構苦労させられそうな滝。


相生滝-雄滝

相生滝(雄滝)

↑相生滝(雌滝)

相生滝(雄滝)

↑相生滝(雌滝)

相生滝(雄滝)

↑相生滝(雌滝)

相生滝(雄滝)

相生滝の雄滝。
雌滝の上流100m程度に落ちる滝。
水量はこちらのほうが圧倒的に多く、こちらが主瀑である印象を受ける。
苔がついた絶壁を幅広におちる様はなかなかに見事な構成。
少し丸くなった感じで、遡上すればまた違った姿が見えそうだ。

訪問時はさほど出なかったが、水量が多い場合は、すぐに孤立しそうな感じなので、
あまり無理をせず、周囲の状況を見ながら来たほうがいい滝。

この後、寂光の滝が近いので、一緒に見ていくことを推奨。


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Last-modified: 2016-07-12 (火) 23:08:02