南精進ヶ滝(山梨県韮崎市) †
ドンドコ沢の出発点、青木鉱泉へ †
2013/5/26訪問
梅雨入り前の快晴の早朝、4:30に千葉県流山市を出発。
目的地は、山梨県韮崎市のドンドコ沢の南精進ヶ滝。
ドンドコ沢には、4つの滝があるのだが、出発点から4つ目の滝の間には1000mを超える標高差を登る必要があり、
体力的に自身もないため、本日は一番手前の南精進ヶ滝を見ることが最低限度の目標。
それでも片道2時間の工程となる。
途中でカツカレーを食べて、エネルギー満タンの状態で、
出発の起点となる青木鉱泉到着が8:00。
青木鉱泉の駐車場に車を駐めていざ出発。
出発前の装備
- 登山用上下(沢準備なし)
- 帽子(木陰が多いがあったほうがいい)
- 軍手
- 厚手靴下
- トレッキングシューズ
- 水(1-1.5L)
- 昼食(サンドウィッチ)
- 糖分(雨、ハイチュー)
- タオル
- カメラ(一眼レフを持っていったが、重かったので次回はコンデジの予定)
- 持っていかなかったもの(雨具)
青木鉱泉〜南精進ヶ滝 †
↑青木鉱泉で駐車場代750円を払い、地蔵岳(ドンドコ沢)へ出発。
最初の15分程度は砂防ダムの工事エリアを通るが、それを以外は木々が生い茂る登山道をひたすら登ることになる。
↑看板
何度か川を横切るのだが、特に橋はなく水がないカラッ沢を岩を超えて渡っていく。
基本的にはハイキングではなく、登山。
リボン、ロープやペンキによるマーカーなどがあり、散策道は踏跡もしっかりしていて、通常迷うことはないが、
ところどころ看板が朽ちている部分もあり、油断はできない。
ちなみにお手軽滝によくある滝への距離/時間は一切無い。
登山のペースは人それぞれなので、それは当たり前のことなのだろうが、この点からも十分な事前調査を行い向かう必要があるだろう。
↑途中であたふたした滝(?)
↑がれき滝から振り返った景色。河を渡る。開けており、向かう山も見るも崩落した荒れた山肌が見れる
1時間程度歩いた頃、一旦沢を渡るのだが、ここに数段で落ちるか細い流れの滝があり、~「南精進ヶ滝」と間違って15分-10分を消費した失態を犯しつつも、約2時間で「南精進ヶ滝」へ到着。
↑沢に下りる前に木陰の滝。水を補給できる
南精進ヶ滝 †
↑看板
↑南精進ヶ滝
↑南精進ヶ滝(上段)
↑南精進ヶ滝(下段)
↑南精進ヶ滝(動画)
南精進ヶ滝
青木鉱泉から2時間の山道を歩いた末、最後はロープを使って急斜面を登らないと到達できない中々に難度の高い滝。
その急斜面の岩を登り切ると、開かれた天然の展望台から二段に落ちる巨大な滝が現れる。
日本の滝百選に選ばれた「北精進ヶ滝」に対して、"南"精進ヶ滝なのだろうが、滝の規模はこちらも百選レベル。
時期からして水量が少なくなる時期のはずだが、それでも100m近い落差と轟々と落ちる様は素晴らしい迫力。
この後もできるだけドンドコ沢の滝を堪能したいため、適当なタイミングで切り上げて出発したのだが、
あいにく天候が崩れ始めたので、結果的にこの後引き返すことに....
準備と十分な余裕を持った行動が大切だと実感した今日この頃でした。
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