不帰の滝(宮城県刈田郡蔵王町) †
2009年5月3日、三階滝,不動滝訪問後に、
蔵王エコーラインを車を走らせる。
不動滝の観瀑台から、駒草平駐車場まで10〜15分程度だったと思う。
↑駒草平駐車場。GWということもありかなりの車が駐車していた。
↑看板。クリックで拡大
↑観瀑するために崖っぷちへ。両脇の柵は植生復元中のため立ち入り禁止のため。
↑不帰の滝
駐車場から観瀑可能な崖っぷちまでは1,2分。
↑不帰の滝
不帰(かえらず)の滝。
雪残る蔵王の山々からまるで、解き放たれるようなそんな滝である。
若干遠望と言うこともあるが28mといわれる落差を静かに落ちる様が何とも言えない。
周りの雪の渓谷の迫力がすごすぎて、滝がかわいく見えてしまう。
滝の名前の由来は二つあるらしい。
一つ目は、ここには鬼ばばが住んでいて、登って来る男どもを捕まえて生き血を吸ってはこの滝に落としていったため、
この山へ行った者は帰って来れないということから「かえらずの滝」と呼ばれるようになったという説。
二つ目は、訪れる人が帰るのを忘れて見惚れるという説らしい。
名瀑多いこのエリアで2つめは似つかわしくない。(かといって1つめも嫌だが(T_T))
観瀑台を兼ねた台から見ると渓谷の奥深くを見ることができる。
標高の影響もあるが、5月になっても寒い!吹いてくる風で体温がガンガンに奪われるので、
きちんと服を着込んでいくべきだろう。