前鬼不動七重の滝（奈良県） †
この滝は結構好きなんです。
比較的近距離にあって、水量豊富。人もあまりいない。
かなり見事な観瀑台もある。
一見の価値有り！
まずは滝までの経路 †
大阪方面から国道169号線を下北山村に。
下北山村に入り池原ダムを超えると、前鬼橋という橋があるため、
わたってすぐに不動七重滝の看板があるので、徐行を心がけながら、
7kmほど山道を上っていくと到着する。
すべて下道ベースで、大阪府堺市から4時間弱。
↑近くの温泉・運動公園の複合施設にある地図。大きいまま掲載。
ちなみに、2005/04/09に行ったが、
169号から一歩前鬼山への山道にはいると、かなりの落石があった。
一昨年も行ったが、その際には落石はなかった。
所々陥没もある。昨年の台風の影響かと思うが、
雨が多い時期は崩落する可能性もあるので、十分な注意が必要。
前鬼不動七重の滝 †
↑不動七重の滝を道沿いの観瀑台から見たところ
車道をそのまま走っていると、滝を一望できる位置に看板が見えてくる。
人通りはほとんど無く、看板がある位置は、道幅がかなり広くなるため、
迷惑なら道脇に車を駐めて観ることができる
今まで3回行ったが、非常に猛々しさの中に上品さも兼ね備えたユニークな滝だと思う。
なんといっても、水量が豊富でかなりの落差を落ちていく様が何ともいえない。
いろんな滝をリピーターとして見ることがあるが、季節によると水量が増減する。
なのに、この滝はいつ見ても水量が豊富！
瀑音もまた大きく、しばし時間を忘れるすばらしい光景だ。
この滝は前鬼山系にかかっているため、
滝の周辺はそりたった岩肌を否応無しに確認することができ、
実際の高さよりも、（勾配が急なため）かなり高い位置に見える。
おそらく邪魔するものは何もないので、滝の爆音以外は
何もない空間で自然を満喫できるだろう。
もう一つの観瀑台 †
車道沿いの観瀑台もいいが、手前500m位の位置に車を2,3台止められる駐車スペースがある。
そこで車を駐めてから、沢まで一端階段を下りることができる。
↑遊歩道との看板。この1kmが結構きつい。。
↑まず、沢まで降りていく。その際に通る道。誰もいない。
↑沢にかかっている鉄橋。かなり丈夫そうなので安心。（狭いけど）
↑対岸に渡った後は、あまり整地はされておらず、
河原のごろごろした岩をヘコヘコ上り下りしながら進む。。といった感じ。
写真では掲載しませんが、ある程度上流まで行くと、
鉄のパイプでできた階段がある。そこを延々上っていくと観瀑台に到着。
観瀑台は、数段ある滝の上段部（何段目？）が見える位置にある。
小さな木のベンチがあり、少し風向きが変われば飛沫が飛んでくる！
ただ、近いのがネックで（滝が大きいこともあり）全部を見ることができない。
まあ、時間があればいってもよいかな！？という感じの観瀑台だった。
- お世辞にも整備された舗装路ではない。
→足が悪い人はやめた方がよい。
- 少なくともそれなりにきちんとした靴が必要。
- あと、往復1時間強の散策となるため飲み物くらいは持って行く方がよい。
前鬼不動七重の滝 2006/11/12再訪問 †
2006/11/12再訪問。
4度目の訪問となるが、明らかに訪問者が増えている。
いいのか、悪いのかよくわからないが、あまり訪問者が多くなると、車道の痛みやゴミが増えたりするので、多くの人が見に来るのはさけたいと不埒な思いをいたす今日この頃。
改めて観ても、上段部の激しい落ち方と、下段部の滑（ナメ）を滑り落ちるような、
なだらかさが共存しており、他の滝にはないユニークさを醸し出している。
奈良の滝百選はいずれもレベルが高いと思うが、その中でもこの滝はやはりスバラシイ。
↑不動七重の滝 2006/11/12 ��
そそり立った山肌の狭間を落ちる不動七重滝。
車道より
↑不動七重の滝 2006/11/12 ��
↑不動七重の滝 2006/11/12 ��
↑不動七重の滝 2006/11/12 ��
コメント †
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