布引の滝(三重県) †
布引の滝は、日本百選では2つ。
三重と兵庫だ(両方行ったことがある)。
。。。というより、布引の滝とGoogleしただけで、収集つかないくらい出てくる。
っていうか、「布引の」とか「不動の」とか「夫婦」とか「?重の」とかはどこでもある。
まずは滝までの経路(うろ覚え) †
場所は南紀。
大阪から行くなら、阪南自動車道で終点のみなべICまで。
白浜からR168で熊野方面へ。。。R168から県道 小船・紀宝線へ。。
道はだんだん狭くなるが、途中で「布引の滝へ」という看板が随所に見られるため、迷うことはないだろう。
途中から道幅は狭くなるが、舗装はしっかりしており、
真冬で凍結でもしていない限り、我がスカイラインのようなFRでも十分到達できる。
途中で格好の地図を見つけたのでデジカメで撮影!
↑そのときの地図。。。目的地は右下だ!
ちなみに、この地図。国道と県道と町道の違いがわからない。
ええ!?太さか(適当に描いてる!!県道と町道の違いは!?)
あと、脱線するが、デジカメ地図の撮影をするのは非常に便利だ!!
実際にガイドとかは貧弱でいい地図は現地にあったりする。
だから、現地で有望な地図をデジカメで撮って、液晶で確認!
というのが結構使える!是非お試しを!
#ちなみに撮影した画像は拡大して見えるので、
#デジカメの液晶じゃ地図が小さくて見えないよ!とかいうのは間違い!
で、大阪府堺市から爆走すること3時間半。ようやく布引の滝の近くまでやってきた。
行く途中 隠れ滝 †
行く途中に、隠れ滝という標識を見つけた。
1回目は無視した。だが、今回は2回目。おまけに195mみたいだから、
トレッキングシューズに履き替えていくことにした。
ただ、この滝。距離こそ短いが、落石や細い丸太を通ったりとことの他危険!
ちなみに途中の道はこんな感じ。
↑全くまとまることを忘れた丸太。というより、太めの枝(T_T)
↑ただ細い鉄の溝(T_T)
湿気が多いためだと思うがコケが多くしているのに加えて、
ちょうど人間が死ねるくらいの高さの急激な崖の途中で滝への道があるので、
少しでも雨で濡れている場合はこの滝へ行くのはよした方がいいだろう。
足場に気をつけながら、195mって結構長いね。と思いながら、あれやこれやで何とか隠れ滝へ。。。
↑隠れ滝
確かに、隠れたところに有り、滝への国道からは絶対みれない。
そのひっそりした感じの滝は、晴れ間が続いたせいか水量は心なしか少ないながらも、
滝壺は思ったより深く切りだった鋭い崖から荒々しく飛沫をあげながら落ちていく。
滝壺までぐっと近づけるため、夏場なら足を滝壺に浸して涼むのもいいだろう。
行く途中 松山滝 †
再び整地された道に戻るとほっとする(隠れ滝=>舗装路)。
そして、再び車に乗って布引の滝方面へ〜。
少し(数分?)車を運転すると、朽ち果てる直前の看板が車道に立っている。
↑それが松山の滝
うーん、なかなか静かな面持ちでよい滝である(^_^)
見たのは車道からであるが、アングルも良く、無理に降りなくても松山滝を十分堪能できる!
水量は晴天続きのためあまり豊富ではなく、ちょっと寂しい感じだったが、
落差もほどほどにあり、降雨後に来ればもう少し違う顔を見せてくれるだろう。(きっとその方がこの滝はいい顔をしてくれると思う)
滝との距離もほどほどのため、先ほどの隠れ滝ほどの迫力はないが、静かなたたずまいが気持ちを和ませてくれる。
うーん、マンダム(死語)といった感じか。。。
行く途中 荒滝 †
再び、車に乗って布引の滝に向かっていく。
道は舗装されてはいるものの、道幅が広がったり狭まったりと不安定な上、
落石が目立ち始める。大したことはないが、速度は出さない方が身のためだろう。
そうこうしているうちに、「荒滝」の標識が見える。
↑車道から見た荒滝
先ほどの松山滝より名の通り荒々しい感じがする。
このときは晴天が続いたせいか、あまり水量が多くない。
この滝は、隠滝と違い車道から十分な景色が見えるため、
雨が続いた後の晴天時に行くともっといい後継が見えるだろう。
どこか他のページでは、滝壺近くに降りていく山道があるらしいのだが、
全く気がつかなかった。。。
またの機会にチャレンジしたい。。
本命 布引の滝 †
荒滝を過ぎ、再び車を走らせると、車道の幅が広くなったり狭くなったりしながら、
小さな落石を尻目に身ながら、ハンドルを右に左に切り分けながら
あれやこれやとしているうちに、布引の滝が見え始めた。
↑車道から見た布引の滝
写真からだといまいちわかりづらいが、車道と滝の間は渓谷状の地形になっており、
その空間にしばし驚くと言うこととと、消してなだらかと言えないながらも
起伏のない岩肌を滑るように落ちる滝の美しさが何とも言えなく美しい。
岩肌を滑る水が白く泡立ち、布を引くような景色に見えるというのは
消して間違いではないと思う。
ちなみに、車道に沿ってすぐに観爆台があり、ここから布引の滝の光景が見えるが、
実際の布引の滝は、さらに奥に(小さいながらも)もう一段滝があるらしい。(まあいいけど。。。)
ちなみに、布引の滝はかなり滝壺まで降りるための遊歩道が整備されている。
↓遊歩道
2回ほど行ったが、人の数は少なく、非常に自然の静けさと滝の音色を楽しみやすい。
滝壺は写真を載せないが、豊富な水量を確保しており、最後の落下の景色を間近で見ることができる。
水の透明度は高く、滝壺の深さはかなりあるにもかかわらず、人が少ないせいか、ゴミが落ちているということもない。
比較的車で楽に行ける関西の100選の中では、No1の名瀑だと私は思う。
・・・・ただね。。
これは頂けない。。。
↑むかーし、観光地には必ずあった観光案内の録音音声流すためのボタン。
観爆台のすぐそばにある。。。
人がいないので、かなり離れた滝壺からでも音声が聞こえてくる。。。(T_T)
コメント †