備忘録(デジカメ関連)
倍率 †
最初に疑問に思ったのは「カメラの倍率は何を基準にしている?」ことだった。
CDやDVDドライブは基準のアクセス速度(CD:150kbyte/sec)に対する比なのだが、
レンズは謎だった。
結論としては、
倍率=レンズの焦点距離の最大値/最小値
である。
だから焦点距離が10mmから20mmのレンズは2倍ズーム。28mmから56mmでも2倍ズームになる。
倍率が高いと広域を1本のレンズでフォローできるメリットがある。
ただしズームレンズは単焦点(焦点距離が固定=1倍)に比べて構造が複雑となり、
f値(レンズの明るさを示す指標)が低くなりがちである。
また高倍率の場合、全域で高画質を維持することは難しく、画質の低下や解像度の悪化を招きやすいようだ。
そのため
- ズームレンズ=偉い
- 高倍率=偉い
ではなく、
- ズームレンズ=便利
- 高倍率=便利
が正しいのだろう。