*ドンドコ沢の滝(南精進ヶ滝、鳳凰の滝、白糸の滝、五色の滝) 山梨県韮崎市 ・・・作成中 [#e817c0a5]
#contents
2013年7月14日。~
前回は天候と準備が不十分で中断したドンドコ沢の名瀑を制覇するために出発。~
下流から4つ滝がある。
-南精進ヶ滝
-鳳凰の滝
-白糸の滝
-五色の滝
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今日はこの滝を全てクリアするために下記のプランで行動!~
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■スケジュール~
自宅(千葉県流山市) 3:30~
 ↓(3.5h)~
青木鉱泉着:7:00~
 ↓(2.0h)~
南精進ヶ滝:8:00~
 ↓(1.0h)~
鳳凰の滝:9:00~
 ↓(1.0h)~
白糸の滝:10:00~
 ↓(1.0h)~
五色の滝:11:00~
 ↓(昼食:休憩1.0h)~
五色の滝:12:00~
 ↓(4.0h)~
青木鉱泉着:16:00~
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前日は1日家で体を休めて、この1日で使い切るつもり。~
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装備はこんな感じ。~
日帰りなので、前回の教訓から軽めの装備にするために色々検討。~
-登山用長袖、長ズボン、帽子
-軍手
-登山用杖(下り時の足の負担軽減のため)
-雨具(100円ショップのポンチョタイプの雨具。軽量!)
-水(1.0L)
-食料(パン)
-お菓子(熱中症対策も兼ねて塩アメ。あとハイチュー)
-カメラ(前回は重いEOS5DMarkIIIで持ち運びだけでなく、出し入れで時間を消費してしまった。今回はこのために購入したNEX5Rで軽量化!!)
-タオル(汗拭き用)
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**滝まで [#s4fb3ab8]
前回同様に登山の起点となる青木鉱泉(宿泊施設)へ車を走らせる。~
訪問時が3連休の2日目ということがあり、渋滞を恐れて早めに出発したのだが、~
駐車場には、前日からと思われるのと当日出発の登山客で満車状態。~
仕方ないため広い路肩を探すものの、そこも埋め尽くしていたため、かなり手前の工事用作業車の隣に駐めさせていただいた。~
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そうこうしているうちにもひっきりなしに車がやってくる。~
万全を期すなら、青木鉱泉に前日から泊まるのがよいのだろう。~
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&googlemaps2(width=640px, height=480px, mapctrl=small,lat=35.707597,lng=138.336,zoom=14);
&googlemaps2_icon(WaterFall, image=http://metalgear.dyndns.org/waterfall.png,iw=32,ih=37);
&googlemaps2_icon(WaterFall2, image=http://metalgear.dyndns.org/waterfall.png,iw=64,ih=74,ianchory=74);
&googlemaps2_icon(Parking, image=http://metalgear.dyndns.org/parking.png,iw=32,ih=32);
//&googlemaps2_mark(36.536834,139.375243,alink=0,nolist=1, title=駅,caption=駅,maxcontent=);
//&googlemaps2_mark(36.536834,139.375243,alink=0,nolist=1, title=バス停,caption=バス停,maxcontent=);
//&googlemaps2_mark(35.510874,138.412215,alink=0,nolist=1, title=不動滝,caption=駐車場から到着。樺区スペースからは上段の滝だけが見える。県道から下段を入れようとしたが、木々に覆われて残念な結果,icon=WaterFall,maxcontent=);
&googlemaps2_mark(35.71319,138.352753,alink=0,nolist=1, title=駐車場,caption=駐車場,icon=Parking,maxcontent=);
&googlemaps2_mark(35.705439,138.327884,alink=0,nolist=1, title=南精進ヶ滝,caption=青木鉱泉から約1.5hで到着,icon=WaterFall,maxcontent=);
&googlemaps2_mark(35.704243,138.324496,alink=0,nolist=1, title=鳳凰の滝,caption=ドンドコ沢2つ目の滝。地蔵ヶ岳のルートから少し外れるためキャンセルする人も...,icon=WaterFall,maxcontent=);
&googlemaps2_mark(35.704827,138.320577,alink=0,nolist=1, title=白糸の滝,caption=ドンドコ沢3つ目の滝。,icon=WaterFall,maxcontent=);
&googlemaps2_mark(35.705576,138.317206,alink=0,nolist=1, title=五色の滝,caption=ドンドコ沢最上流の滝。沢山の登山客が一目見て、感嘆の声を上げる名瀑。2100mの標高でこれだけの滝があるのは驚き,icon=WaterFall,maxcontent=);
↑地図~
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#ref(PARKING_FALL01.jpg,,今回駐めさせていただいたスペース,50%);
↑一番近い橋の手前まで戻って、日曜日でお休みの工事車両の隣に車を駐めさせていただいた。~
青木鉱泉から歩いて10分くらいのところ。~
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#ref(AOKI_KOUSEN.jpg,,青木鉱泉,50%);
↑地蔵ヶ岳登山の起点となる青木鉱泉。~
#ref(ROAD_DONDOKO_SAWA01.jpg,,登山道,50%);
↑青木鉱泉前にある入口の標識~

#ref(ROAD_DONDOKO_SAWA02.jpg,,法面崩落防止の工事現場,50%);
↑青木鉱泉キャンプ場の脇を超え、沢にそって歩いて行くと、法面崩落防止の工事現場へ~
この砂防ダムの脇を入ると、南精進ヶ滝まで1.5h-2.0hの登山となる。
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#ref(ROAD_DONDOKO_SAWA03.jpg,,途中の沢,50%);
#ref(ROAD_DONDOKO_SAWA03.jpg,,S字が連続するエリア。登りもきついが下りは足に響く,50%);
↑工事現場の後は、うっそうとした木々の中を歩く。~
ジグザク斜めで標高を徐々に上げていく。~
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#ref(ROAD_DONDOKO_SAWA04.jpg,,途中の沢,50%);
↑途中の沢~
休憩している人も多数。~

#ref(ROAD_DONDOKO_SAWA05.jpg,,木陰に落ちる名もない滝,50%);
↑途中にある滝。少し体を休めるのにちょうど良いスペース~


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**南精進ヶ滝 [#d4301c32]
#ref(ROAD_DONDOKO_SAWA10.jpg,,南精進ヶ滝の看板,50%);
↑やっと「南精進ヶ滝観瀑台150m」の看板が!!(写真は違います、ごめんなさい)
#ref(ROAD_DONDOKO_SAWA11.jpg,,ロープがある急勾配,50%);
↑ロープを使って登る急勾配~
これが2段に渡ってあり、1段目、2段目それぞれから南精進ヶ滝を対岸から見ることができる~
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#ref(MINAMI_SYOJIGA_FALL01.jpg,,南精進ヶ滝,50%);
↑南精進ヶ滝
#ref(MINAMI_SYOJIGA_FALL02.jpg,,南精進ヶ滝,50%);
↑南精進ヶ滝
#ref(MINAMI_SYOJIGA_FALL03.jpg,,南精進ヶ滝,50%);
↑南精進ヶ滝
#youtube(S73CDpANAtM);
↑南精進ヶ滝(動画)~
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南精進ヶ滝~
鬱蒼と木々が生い茂る登山道から、いきなり空間が開けて、目の前に南精進ヶ滝が現れた。~
迫力のある二段瀑で、それなりの広角レンズじゃないと一部が切れてしまう...。~
観瀑台と滝の間には何の遮蔽物もないため、瀑音がダイレクトに届いてくる。~
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ここに来るまで結構な登山道を1時間40分。~
そんな疲れを吹き飛ばしてくれる名瀑!~
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立入禁止テープがあり、滝壺に降りることはできなかったが、
後からやってくる登山客も見る人、見る人、感嘆の声を上げるそういう名瀑だった。~
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この後、鳳凰の滝へ
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**鳳凰の滝 [#k25094ca]

鳳凰の滝は地蔵ヶ岳への登山ルートから少し外れる(寄り道)ルートになる。~
あまり滝を鑑賞しない人は、往復20分くらいの寄り道なので是非見たほうが良いだろう。~
#ref(ROAD_DONDOKO_SAWA12.jpg,,鳳凰の滝への看板,50%);
↑鳳凰の滝方面と地蔵ヶ岳登山道の分岐1~
#ref(ROAD_DONDOKO_SAWA13.jpg,,鳳凰の滝への看板,50%);
↑鳳凰の滝方面と地蔵ヶ岳登山道の分岐2~
登山慣れしている人はここでリュックを置いて、鳳凰の滝へ向かっていた。~
中々賢い選択と思い感心した。
#ref(HOUOU_FALL01.jpg,,鳳凰の滝,50%);
↑鳳凰の滝
#ref(HOUOU_FALL02.jpg,,鳳凰の滝,50%);
↑鳳凰の滝
#ref(HOUOU_FALL03.jpg,,鳳凰の滝,50%);
↑鳳凰の滝
#youtube(k652VhnttxA);
↑鳳凰の滝(動画)~
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鳳凰の滝~
短い距離でそそり立つ絶壁の両岸から落ちる滝。~
命名の理由はわからないが、両の羽を広げるような雄大なイメージを受ける。~
手前には大きな岩がゴロゴロしており、残念ながら近づくことはできなかった。~
それでも迫力は満点で、はっきりと見える両瀑に大満足しながら白糸の滝へ進む。~
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**白糸の滝 [#efacddfc]
鳳凰の滝を見た後、最後の分岐まで戻り、地蔵ヶ岳(白糸の滝)方面へ。~
今回のコースを振り返ると、鳳凰の滝〜白糸の滝、白糸の滝〜五色の滝の序盤が一番厳しい。~
疲労もそれなりに蓄積した後なので、本当厳い!!~
また、生々しい崩落箇所も何箇所かあり、足場への注意も今まで以上に必要になる。~
休憩と栄養補給を繰り返して、1時間程度でやっと、本当にやっと白糸の滝へ到着。~
~
#ref(SIRAITO_FALL01.jpg,,白糸の滝,50%);
↑白糸の滝前のスペース~
滝を見る人や登山途中の休憩をする人で人が絶えることはなかった。~
#ref(SIRAITO_FALL01.jpg,,白糸の滝,50%);
↑白糸の滝
#ref(SIRAITO_FALL02.jpg,,白糸の滝,50%);
↑白糸の滝
#ref(SIRAITO_FALL03.jpg,,白糸の滝,50%);
↑白糸の滝
#youtube(QnfUWifHkF0);
↑白糸の滝(動画)~
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白糸の滝~
出っ張った崖から見上げての観瀑。
残念ながら川まで降りることはできないので、少し離れた位置から見ることになるが、~
今まで鬱蒼とした木々の下を歩いてきて、一気に開けた場所を落ちる滝を見ると、開放感と響く瀧音がなんとも清々しい気分にさせてくれる。~
鳳凰の滝同様に、ガスが出ると全く見えなくなるらしいが、今日はバッチリはっきり見える。~
疲労は既にピークなものの、目標は残り1つ。~
ゆっくりと五色滝へのルートに戻った。


**五色の滝 [#bf6ab35f]
白糸の滝から五色の滝への登山道は、序盤が相変わらず勾配があり厳しいもの、
鳳凰の滝〜白糸の滝より距離がなく、途中から勾配が緩るくためまだ楽。~
勾配が緩くなる頃、木々の間が開けて奥の絶壁から落ちる「五色の滝」が見える。~
おおお〜〜〜、俺は来たぞ〜〜〜〜!!~
(と叫ぶと本当に恥ずかしくなるくらいの人がいた)
#ref(GOSHIKI_FALL01.jpg,,50%,五色の滝);
↑五色の滝
#ref(GOSHIKI_FALL02.jpg,,50%,五色の滝);
↑五色の滝
#ref(GOSHIKI_FALL03.jpg,,50%,五色の滝);
↑五色の滝
#ref(GOSHIKI_FALL04.jpg,,50%,五色の滝);
↑五色の滝
#youtube(sz_Uo6c136A);
↑五色の滝(動画)~
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五色の滝~
今回の最終目的地~
手前を妨げるものがなく近くから見上げると天空から水が噴き出しているようにも見える。~
鬱蒼とした登山道からいきなり開けた場所に来た開放感と達成感がこみ上げてくる。~
滝の正面に立つと、飛沫を含んだ冷たい風に熱くなった体から体温を奪ってくれる。~
本当に気持ちいい。疲れが飛ぶ!!~
~
ここまで4時間以上の工程を登ってきた意味が間違いなくある!~
と、確信させる名瀑だった。~
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**振り返って... [#o5b1a60d]
今回の日帰りドンドコ沢の滝巡り攻略の実績時間整理。~
「鳳凰の滝」→「白糸の滝」で苦労して、予定より遅れ始めた!!...と思っていたのだが、~
各滝間の移動時間は、予定よりも早かった。~
逆に、滝の撮影時間が予定より多かったのが遅延原因...(T_T)~
滝が目的なんだから仕方ないが、今後は気をつけなくては!!~
~
振り返ると、日帰りの場合は、青木鉱泉出発は、7時が最遅。~
~
■時間(合計:9時間16分)
自宅(千葉県流山市) 3:30~
 ↓
青木鉱泉着:6:40~
 ↓(1時間40分)~
南精進ヶ滝:8:20着(8:38発)~
 ↓(約40分)~
鳳凰の滝:9:17着(9:33発)~
 ↓(約1時間)~
白糸の滝:10:34(10:52発)~
 ↓(約30分)~
五色の滝:11:21着~
 ↓(昼食:休憩1時間)~
五色の滝:12:14発~
 ↓(約3時間50分)~
青木鉱泉:15:56着~
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ドンドコ沢の登山は、特に下山時に足への負担が大きく、青木鉱泉近くに来る頃には膝が大爆笑していた。~
雨も降りだしたものの、ほとんどの工程で天候に恵まれ、なんとか乗り切れた貴重な体験となった。~
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今後の反省と気付きメモを...~
-登山途中の水分補給/エネルギー補給・・・発汗が思ったより激しく、水だと熱中症が心配(そのため塩飴を舐めた)。
ポカリなどを持っていた人もいたし、ヴィダーインゼリーなど持っていた人もいたので、熱に強くてエネルギーになりやすいものを途中で口にした方がいいと思った。~
-昼ごはん・・・ランチパック*3では足りなかった。軽量でエネルギーに変わりやすい食事って!?
この辺りは登山のノウハウでありそうだから調べてみよう!
-持ち物・・・軽さは正義!を痛感。今回は雨具も軽いものにして、一眼レフはミラーレスにしてかなりの軽量化!!~
まあ、体力があればそれが一番なのだろうが、無いんだから仕方ない...。~
-カメラ・・・静止画は良いが、動画ではミラーレスが軽いため、手振れが...。登山杖と一脚が1つになったものもあるらしいので調べてみようと思う。~


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&size(20){[[<<元のページへ>>>百選以外の滝]]};


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