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2015年5月2日訪問
十和田湖湖畔の宿泊先から移動。
念願の奥入瀬渓流へ。
渓流沿いは瀑布街道などといわれ、かなりの数の滝がある。
奥入瀬渓流は十和田湖から流れ出す唯一の川で、
そこに複数の流れが合流して、次第に大きな流れになっていく。
そのため十和田湖に一番近い銚子ヶ滝辺りと、雲井の滝では合流してきた水量分、川の勢いが違う。
上流は透明感があり、後半は深さが出てくるのでエメラルドグリーンの流れに苔がついた岩が印象的なイメージだ。
奥入瀬渓流は十和田湖側の子の口から、食事などができる奥入瀬渓流館等があるエリアまでが約14km。
子の口から、ひと通りのメインどころを堪能できる石ヶ戸までが9km。
渓流と車道が平行していて、かつ渓流とほぼ同じ高さに車道がある。
散策道は渓流直ぐ脇に平行して、全般的に平坦なので歩きやすいのはあるがコース全体を通じて歩くのは正直きつい。
どういう散策をするのかがキーになるだろう。
個人的なおすすめコースは車とバスの併用だ。
8時前に到着。
銚子ヶ滝の駐車スペース
駐車場というより、路肩が少し広くなっているだけの状態。
全部で10台分あるだろうか...。
運良く空き有り。駐車！！
↑銚子大滝の駐車スペース
↑銚子大滝までは100m程度下流にある。
ただし、ここから十和田湖方面に300m程度あるいて、まずは五両の滝へ。
↑訪問時は快晴。まだ少し新緑には早かった
5分程度歩くと五両の滝へ。
↑五両の滝
↑五両の滝
↑五両の滝(動画)
五両の滝
奥入瀬渓流で一番十和田湖側にある滝。
水量も落差もさほどではないが、黒岩肌を屏風のように落ちる。
足元は整備されていないので、歩くのに注意が必要。
滝まで上がるのはちょっとしんどそうで、見上げるように観瀑することになるだろう。
雪解けシーズンでそれなりに水量はあったが、年間通じてそれがあるのだろうか。。。
銚子大滝から時間があれば立ち寄りたい滝。
↑銚子大滝
↑銚子大滝
↑銚子大滝
↑銚子大滝
↑渓流沿いに。。まだ銚子ヶ滝付近は水量はさほどでなく、水の透明感もあります。
銚子大滝
渓流を代表する名瀑。
幅広の岩肌を水のカーテンで覆うように落ち続ける滝。
バス停の直ぐ側に有り、十和田湖に一番近いこともあり、訪問客が非常に多い。
ここから歩いて見どころが連続するので、ほとんどの観光客が見る滝になるだろう。
この辺りの川は十和田湖にほど近く、川の水量はさほどではないが透明感がある。
この後、幾つもの流れが合流して奥入瀬川の水量がどんどん多くなっていくのに気付かされる。
↑九段の滝
↑九段の滝
↑九段の滝（動画）
九段の滝
奥入瀬川に合流する形で絶壁を落ちる九段の滝
九段の滝の近くまで近寄ることができる。
銚子大滝の近くで立ち寄る人がまだ多かった。
↑姉妹の滝（2つの滝を同時に入れてみました）
↑姉妹の滝（右）
↑姉妹の滝（左）
↑姉妹の滝(動画)
姉妹の滝
車道から観瀑することになる2つの滝。
いずれもか細い流れで派手さは消してない。
特に滝に向かって左川の滝は、水量が少なく優しい感じの滝だ。
女性らしさからこの名称か...。
観瀑は車の往来に気をつけて。
↑双白髪の滝
↑双白髪の滝（動画）
双白髪の滝
上の姉妹の滝と同様に、車道から観瀑する滝。
黒い岩肌を薄っすら白い流れを作る滝。
名前に結構インパクトあり。
由来は....わからず！
↑不老の滝
↑不老の滝
↑不老の滝（動画）
不老の滝
散策道から川を挟んで対岸の絶壁を落ちる滝。
落差はあるが、水量はさほどでないのと、手前の木が邪魔でちょっと残念。
良いポジションがないので次へ進む。
↑白糸の滝
↑白糸の滝
↑白糸の滝（動画）
白糸の滝
不老の滝同様に対岸の絶壁を落ちる。
不老の滝より水量が多い。
↑白銀の流れ
↑白銀の流れ
絶壁脇の散策道から見下ろす感じで見る流れ。
白濁した流れをシャッター速度を遅く取れればよかったのだが、結構人の往来も有り、ちょっと無理。
↑玉簾の滝
↑玉簾の滝
↑玉簾の滝（動画）
玉簾の滝
車道から観瀑
なだらかな岩を広がるように落ちる滝。
水量はさほどでなく、ちょっと残念。
水量が少なくなると、ちょっと厳しくなるのかもな。。。と思う滝。
撮影は車に注意。
↑白布の滝
↑白布の滝
↑白布の滝
白布の滝
対岸に落ちる滝では一番水量が多そうな気がする。
木が間にあり見づらいが、岩に開いた穴からでも落ちているのか！？と思わせる位置から落ちる滝。
ズームすると滝下にはたくさんの倒木が積み重なっており、自然の厳しさみたいなものを感じさせられる。
↑雲井の滝
↑雲井の滝
↑雲井の滝
↑雲井の滝（動画）
雲井の滝
奥入瀬川に流れ込むように落ちる滝。
この渓流にある滝では、かなり規模の大きい名瀑。
バス停がそばにあることも有り、結構な観光客。
撮影ポジションが限られている影響か、同じ所を取り合いに。。。
訪問時は、中国人観光客軍団で、ちょっとつらかった。。（なかなか場所がかないので。。）
逆光が厳しい条件が続く。
↑千筋の滝
↑千筋の滝（動画）
千筋の滝
今まで見てきた中で一番細く少ない滝。
ただし、どのように快晴が続いても、消して滝は枯れないらしい（バスの観光案内より）
あまり見がいもないのでさっ、と次へ。
↑阿修羅の流れ
奥入瀬渓流の代表的な景色になると思われる阿修羅の流れ。
ポスターとかに採用されることも多いと思う。
ただ、生で見ると。。。やっぱり新緑だとあんまり....。紅葉の時期がいいかも!!
↑石ケ戸
でかい岩。
↑石ケ戸バス停付近。休憩所やトイレ有り
駐車スペース（路肩？）もあり、50台位は駐めれそうだったが、
GWということも有り満車。
簡単に食事もできるため、立ち寄る人がとても多かった。
観光バスも多く、たくさんの人が休憩がてら来るが、この一帯で2,30分休憩もらっても奥入瀬渓流の良さはあまり伝わらないだろう。
やっぱり渓流沿いを歩かないと。。。
と言いつつこれ以上下流ヘは更に数キロ歩く必要があるので、ここでバスで銚子大滝に戻った。
だいたい、バスは1時間に1本くらい来ており、3割位の乗車状況だった。
繁盛期は立ちも出るだろうし、乗れないこともあるかも!?
このコース取りは前日決めたが、結構おすすめだ。
朝早く来ることが前提だが、銚子大滝かこの石ヶ戸のバス停で車を止めて、散策。
できれば銚子大滝辺りから下流あたりの滝が多いあたりを楽しんで、その時の体力に合わせて途中でバスを利用。。
という感じだろう。
基本的に途中は携帯電話が通じないのできちんと長時間歩ける装備をしてから挑むことが必要だ。
暑い時期には水分の確保も忘れずにする必要があろうだろうが、十和田湖一帯は潤沢にお店があるわけではないから、事前準備がやはり大事！
↑立田の滝
↑立田の滝
↑立田の滝（動画）
立田の滝。
他の滝から少し離れた場所にある滝。
車道に落ちる非常にか細い流れ。
時間があれば。。。。訪問するのがいいだろう。
瀑布街道の名に恥じない場所だった。
渓流美も美しく、ゆっくり散策できるので時間を十分とって1日堪能すべき場所だ。
バスでちょこっと...もいいが、その場合は銚子ヶ滝付近で降りて、少し下流まで歩く、
それ以外は車道を走るバスから...という感じだろうが。
バスの利用は実際には不可避だと思うので、車とバスの組み合わせのプランは十分練っていくのがいいだろう。
