*布引の滝（栃木県日光市）・・・作成中 [#ta1d7369]
*布引の滝（栃木県日光市） [#ta1d7369]
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2012年7月28日訪問。~
片道2時間以上を要し、難度が高く、体力が必要な滝のため、妻は家において出発!!~
千葉県流山市を朝5時に出発して、散策道入り口は9時30分頃。~
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林道入口にゲートがあるので、手前の集落にある「家康の湯」付近の駐車場スペースで車を駐めないとダメ、、~
というHP情報もあったのだが、訪問時はゲートが全開だったので、林道の終点まで車で行く事ができた。~
林道区間は徒歩で1時間を要するため、時間短縮＆体力温存となった。~
ただ林道は、車でも注意が必要。~
途中、倒木が車が通れるギリギリのトンネルを作っていたりして、ギリギリ樹の下を通ったりと、なかなかスリリングな箇所を2,3箇所通った。~
舗装されているからと安心して、くれぐれも油断はしないよう。。~
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**車を駐めてから滝まで [#y56e028a]
#ref(PARKING_NUNOHIKI_FALL01.jpg,,50%,林道終点);
↑林道終点の駐車スペース~
散策道の入口は、少し広いエリアになっていて、そこで車を駐めることにする。~
9時30分時点で、すでに1台車がいて、少し安心した。~
（写真は帰りに撮影。他に2台、林道の入り口に1台駐まっていた）~
この後、追加で車両が来ても大丈夫なように、帰り方向に車を向けて停車。~
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#ref(KANBAN_NUNOHIKI_FALL02.jpg,,50%,看板);
↑入口にある看板~
布引の滝の写真もあり、滝のすぐ前かから撮影された絵になっている。~
気持ちは高鳴る。~

#ref(KANBAN_NUNOHIKI_FALL01.jpg,,50%,看板);
↑滝への距離が書いている看板~
「布引の滝まで2.0km」とあるが、信じてはいけない。~
これはおそらく直線距離。。。~
山登りのエキスパートが書いているHPでは、すぐに滝まで到着できるように書いている人がいるが（すぐに到着。とか書いている人がいるが）、経験の浅い人間が歩くには、それなりの時間を要する。~
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入ってすぐは、山を巻くように登っていく。~
登りきった後に、遠望に布引の滝が見える。~
#ref(KANBAN_NUNOHIKI_FALL02.jpg,,50%,看板);
#ref(KANBAN_NUNOHIKI_FALL03.jpg,,50%,看板);
↑登りの終点にある看板~
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#ref(NUNOHIKI_FALL01.jpg,,50%,布引の滝);
↑看板付近から見える布引の滝（遠望）~
（実は往路は足元をずっと気にしてわからなかった。写真は帰り道で撮影したもの）
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後は、下り階段で一気に河原に向かって階段を降りていく。~
階段は木で丁寧に作ってくれたのだろうが、土砂が崩れて階段の横木だけが残っている箇所も多くあり、さながら障害物競走状態。。。~
足元には十分気をつけたい。。~
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ある程度降りていくと、階段は消えて緩やかな勾配を登り下りしながら進むことになる。~
その後、沢を2つを渡ることになる。~
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#ref(SAWA_NUNOHIKI_FALL01.jpg,,50%,途中の沢);
↑1つ目の沢。~
水がとても綺麗で、冷たい。~
熱くなった体をクールダウンさせるのに十分。~
給水に不安がある場合は、ここで給水するのがよい。~
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この後、2つ目の沢を越えると、休憩スペースに到着。~
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#ref(RESTSPACE_NUNOHIKI_FALL01.jpg,,50%,休憩場所);
↑休憩スペース~
写真に写っていないベンチやテーブルもあり、ここで本格的に休憩できる~
コースの険しさからするとこんなに開けて、人工のベンチやテーブルが準備されていると、もう少し歩くと自販機でもありそうな錯覚を覚えてしまう。。~
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ここで少し休憩。ただ、すでに足がガクガクし始めており、体力不足を痛感し始める。~
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歩くとすぐに足元がコケ、腰から上半身はシダが群生するエリアに突入する。~
このあたりは、シダの影響で踏み跡がわかりづらくなっていて、周りの景色をよく覚えておくほうがいいだろう。~
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木に付けられた白いマーキングを目印に、ロープで河原に降りていく。~
この辺りは、マーキングを良く見ないと見つけられない。~
仕方なく、木の根っこを使って河原に降りたが、よく探せば河原から5m-10mくらいの高さにトラロープが張られている。~
それを使って降りるのが安全でよいだろう。~
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ようやく河原に到着。~
後は、滝を目指して上流へ向かう。~
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河原に降りてからは、大小様々な大きさの岩を乗り越えて遡上していく。~
河原は大きな岩も多いが、浮き石が多いのがネックで、ジャブを浴びるように疲労が蓄積していく。~
この時、重い撮影機材を背負っていることを後悔する。~
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河原に降りて上流に100m程度進むと、布引の滝（遠望）が現れる。~
否が応なくテンションが上がる。~
#ref(NUNOHIKI_FALL02.jpg,,50%,布引の滝);
↑布引の滝（遠望）~
#youtube(icXbPmJPzSo);
↑布引の滝（遠望）動画~
残念ながら三段あるとされる滝の上部しか木々に隠れて見ることができない。~
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河原に降りて、頻繁に休憩を入れながら小一時間くらいでようやく、布引の滝の手前の10mの滝へ到着した。~
#ref(NUNOHIKI_10m_FALL01.jpg,,50%,布引の滝手前の10mの滝);
↑布引の滝下流の10mの滝~
絶壁となって布引の滝への行く手を阻む~
#ref(NUNOHIKI_10m_FALL02.jpg,,50%,布引の滝手前の10mの滝);
↑布引の滝下流の10mの滝~
#youtube(F9tZp587EZU);
↑布引の滝下流の10mの滝（動画）~
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これが噂の10mの滝！~
どのHPでもポイントとして挙げられている難所の一つ~
すぐ近くから見れるため、音も迫力があり非常に大きく見える。~
見る方向によっては、すぐ上流の「布引の滝」の一部を垣間見ることができる。~
滝までは後少しだ!!~
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ここまでの工程は下記のような感じ~
散策道入口→（50分）→ベンチのある休憩スペース→（20分）→滝の下流の河原→(30〜40分）→布引の滝すぐ下流の10mの滝~
それ以降を書いていないのは、そこで断念したから。。~
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下流手前の10mの滝に到着し、ロープで20m程度登ったにも関わらず、ここで断念して引き返すことにした。~
コースの難度を理由に引き返すことにしたのはそれが初めてだった。~
正直屈辱的だったが、ここは引き返して正解だったと感じる。（それは、その後裏付けられる。。）~
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**反省を踏まえて [#x8ee6e5f]
そもそも日頃から体力のない状態なのに、装備を誤っていた。~
時間さえあれば必ず到着できるという過信が失敗を生んだといえるだろう。~
反省点を羅列する。~
***装備は最低限度に!!体力がない分は軽量装備で!! [#i36c6ab2]
今回はカメラに三脚を持って相当な重量があった。~
自重ですらやっとだろうに、それらの重装備を抱えて行けば、体力がなくなるのは当たり前。~
今回最大の失敗はここにあった。。。~
猛省しきり。~
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***持っていくべきものの欠落 [#a0d79781]
失われる糖分や塩分の補給が不十分だった。~
糖分や塩分は、カロリーが高いお菓子類などを持って、栄養補給を十二分に想定すべきだった。~
カロリーの補給に不安があり、体力の消耗を緩和しづらかった点はある。~
ただ、そこが心配で引き返す判断が早めに入ったのは不幸中の幸い。~

***格好がダメ [#a28bd248]
通気性を測ってポロシャツと眺めの短パンというダメな格好。~
軍手とトレッキングシューズによりなんとか継続的に歩けたものの、~
滑りやすいコケが群生した岩肌や、シダなどが群生する中を歩くため、長袖と長ズボンは必須だ。~

***河原の歩き方を学ぶ [#g6b6def8]
河原におりて10mの滝に行くまで、岩がゴロゴロする河原を歩き続ける必要があった。~
岩の高低差もさることながら、浮石もたくさんあり足場が安定せず、体力を要する。~
かつ水量がそれなりにあり、乾いた足場を確保できないときは、川の中を渡ることにもなる。~
濡れた靴と口下は重くなり、体力を削られる。~
この辺りの技術を学ぶのが、次のステップだ。~

**今回良かった点 [#m9435137]
あまり、反省ばかりだとダメなので、今回良かったと思う点も何点か上げておく。
***事前の情報収集を怠らなかった [#x8d1b1a4]
今回の滝の前に、複数のHPから情報を収集した。~
滝までのルート、ポイント、注意箇所など、その情報があったおかげで、ポイント,ポイントで確かに滝まで近づいていることを確信できたので、心理的負担が軽くできたのは間違いない。~
また、引き返す際に通常ルートを誤り、遭難しかけてしまう。。。~
ここも事前に取得していた等高線とHPで入手したルートを比較して、正常ルートと現状のルートの乖離を客観的に確認できたので、早めに引き返す判断を下すことができた。~
情報は非常に重要!!


***時間に注意して早めに切り替える [#ybec29b8]
私は時間をいつも気にする質なのでいつもやっているが、
往路の時間をチェックしながら、復路に要する時間（＝残時間）を考えることは今回良かった点だと思う。~
少なくとも、林道の入口のゲートが閉まっていたなら、もっと決断は手前だったろう。。(^_^;

***難度を考え途中で断念 [#r59abf5b]
今回は、10mの滝を右から巻いて布引の滝に行くために、ロープ場を登っている途中で断念した。~
それは、ロープ場の難度とその先のルートが全く見えなかった点、そしてその後同じルートを帰ってくる体力、時間がないだろうと考えたたため。~
そもそも撮影機材が重く、早く体力を消耗していたためこの決断をしたのだが、~
帰り道に迷った時間やその時の焦りなどを考えると、このジャッジは正しかった。~
無理をすれば滝にいけたことは間違い無いだろうが、そのあと道に迷ったら一撃でアウトだった。~
不幸中の幸いと今は思う。~
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***給水に注意してこまめに給水した [#yf6bbd43]
途中で河原に出たり、沢を経由したりと、給水点は多くあるのだが、水の補給は非常に重要！当たり前だが今回も通関した次第。~

*降りた後 [#v88df6a5]
全身筋肉痛になりました。

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