*ドンドコ沢の滝(南精進ヶ滝、鳳凰の滝、白糸の滝、五色の滝) 山梨県韮崎市 ・・・作成中 [#e817c0a5] *ドンドコ沢の滝(南精進ヶ滝、鳳凰の滝、白糸の滝、五色の滝) 山梨県韮崎市[#e817c0a5] #contents 2013年7月14日。~ 前回は天候と準備が不十分で中断したドンドコ沢の名瀑を制覇するために出発。~ 下流から4つ滝がある。 以前、途中で引き返す無念を味わったドンドコ沢の名瀑を今回は制覇するため出発!~ 南アルプスに位置する地蔵ヶ岳への登山ルートとなるドンドコ沢登山道には4つ滝がある。 -南精進ヶ滝 -鳳凰の滝 -白糸の滝 -五色の滝 ~ 今日はこの滝を全てクリアするために下記のプランで行動!~ 前回は最下流の「南精進ヶ滝」のみ到着していた。~ 天候は曇り。快晴だと暑さで体力の消耗が早いので調度良い天候だ。~ ~ ■スケジュール~ ~ 滝だけ攻略を目標に、標高差約1100mの日帰り往復にトライする。~ ~ ■ざっくりしたスケジュール~ 自宅(千葉県流山市) 3:30~ ↓(3.5h)~ 青木鉱泉着:7:00~ ↓(2.0h)~ 南精進ヶ滝:8:00~ ↓(1.0h)~ 鳳凰の滝:9:00~ ↓(1.0h)~ 白糸の滝:10:00~ ↓(1.0h)~ 五色の滝:11:00~ ↓(昼食:休憩1.0h)~ 五色の滝:12:00~ ↓(4.0h)~ 青木鉱泉着:16:00~ 3連休で明日は1日休めるので、全力を出しきる!~ ■装備~ -登山用の長袖、長ズボン、帽子、軍手 -登山用杖・・・下り時に、足への負担を減らすため -水・・・ドンドコ沢は給水ポイントに事欠かないが、1.0Lの水筒を準備~ -雨具・・・100円ショップで売っていたポンチョタイプカッパ。今まで使っていた登山用カッパよりかなり軽量 -食料・・・ランチパック*3。少ないか!? -お菓子・・・糖分と塩分を随時補給するため、ハイチューと塩飴 -カメラ・・・NEX5R+電動標準ズーム -タオル・・・汗拭き用 -ビニール袋・・・雨降り時のカメラ防水その他用 ~ 前日は1日家で体を休めて、この1日で使い切るつもり。~ 前回は一眼レフを持っていったので、移動と出し入れで時間と体力を使ってしまったのでその対策のため、~ SONY NEX5Rをほぼこのためだけに調達して、荷物を軽量化!!~ 撮影途中で焦点距離を変えても高速にAFが当たるのはかなり良い!~ 登山バックのサイドポケットに入れて取り回しも楽になった、機動性も大幅向上だ! ~ ~ 装備はこんな感じ。~ 日帰りなので、前回の教訓から軽めの装備にするために色々検討。~ -登山用長袖、長ズボン、帽子 -軍手 -登山用杖(下り時の足の負担軽減のため) -雨具(100円ショップのポンチョタイプの雨具。軽量!) -水(1.0L) -食料(パン) -お菓子(熱中症対策も兼ねて塩アメ。あとハイチュー) -カメラ(前回は重いEOS5DMarkIIIで持ち運びだけでなく、出し入れで時間を消費してしまった。今回はこのために購入したNEX5Rで軽量化!!) -タオル(汗拭き用) ~ ~ **滝まで [#s4fb3ab8] 前回同様に登山の起点となる青木鉱泉(宿泊施設)へ車を走らせる。~ 訪問時が3連休の2日目ということがあり、渋滞を恐れて早めに出発したのだが、~ 駐車場には、前日からと思われるのと当日出発の登山客で満車状態。~ 仕方ないため広い路肩を探すものの、そこも埋め尽くしていたため、かなり手前の工事用作業車の隣に駐めさせていただいた。~ ~ そうこうしているうちにもひっきりなしに車がやってくる。~ 万全を期すなら、青木鉱泉に前日から泊まるのがよいのだろう。~ ~ ~ ~ **ドンドコ沢(青木鉱泉)まで [#s4fb3ab8] &googlemaps2(width=640px, height=480px, mapctrl=small,lat=35.707597,lng=138.336,zoom=14); &googlemaps2_icon(WaterFall, image=http://metalgear.dyndns.org/waterfall.png,iw=32,ih=37); &googlemaps2_icon(WaterFall2, image=http://metalgear.dyndns.org/waterfall.png,iw=64,ih=74,ianchory=74); &googlemaps2_icon(Parking, image=http://metalgear.dyndns.org/parking.png,iw=32,ih=32); //&googlemaps2_mark(36.536834,139.375243,alink=0,nolist=1, title=駅,caption=駅,maxcontent=); //&googlemaps2_mark(36.536834,139.375243,alink=0,nolist=1, title=バス停,caption=バス停,maxcontent=); //&googlemaps2_mark(35.510874,138.412215,alink=0,nolist=1, title=不動滝,caption=駐車場から到着。樺区スペースからは上段の滝だけが見える。県道から下段を入れようとしたが、木々に覆われて残念な結果,icon=WaterFall,maxcontent=); &googlemaps2_mark(35.71319,138.352753,alink=0,nolist=1, title=駐車場,caption=駐車場,icon=Parking,maxcontent=); &googlemaps2_mark(35.705439,138.327884,alink=0,nolist=1, title=南精進ヶ滝,caption=青木鉱泉から約1.5hで到着,icon=WaterFall,maxcontent=); &googlemaps2_mark(35.704243,138.324496,alink=0,nolist=1, title=鳳凰の滝,caption=ドンドコ沢2つ目の滝。地蔵ヶ岳のルートから少し外れるためキャンセルする人も...,icon=WaterFall,maxcontent=); &googlemaps2_mark(35.704827,138.320577,alink=0,nolist=1, title=白糸の滝,caption=ドンドコ沢3つ目の滝。,icon=WaterFall,maxcontent=); &googlemaps2_mark(35.705576,138.317206,alink=0,nolist=1, title=五色の滝,caption=ドンドコ沢最上流の滝。沢山の登山客が一目見て、感嘆の声を上げる名瀑。2100mの標高でこれだけの滝があるのは驚き,icon=WaterFall,maxcontent=); ↑地図~ ~ 登山の起点となる青木鉱泉(宿泊施設)まで車。~ 訪問時は3連休の中日ということがあり早めに出発。~ 関東の方はみなさん早起きなようで、渋滞こそ無いもののPAやSAは結構な人。~ 登山のため、早朝からカツカレーを腹に流し込んだ。~ ~ 青木鉱泉の最後の10km弱は、非舗装の少し荒れた林道になっている。~ 轍や雨水の通り道がくぼみになっていて、油断をしていると車の底を擦りそうなエリアもあるのでゆっくり運転。~ こういう時に最低地上高の高いクルマが羨ましくなる...~ ~ 青木鉱泉に到着...が!~ 駐車場はすでに満車で路肩に車が停まっている状態...。~ おそらく前日から登っているorキャンプ泊の人なのだろう...。~ 仕方なく最後に渡った橋の手前まで500m程度戻って、青木鉱泉とは別方向の法面工事用車両のとなりに駐車させていただいた。~ #ref(PARKING_FALL01.jpg,,今回駐めさせていただいたスペース,50%); ↑一番近い橋の手前まで戻って、日曜日でお休みの工事車両の隣に車を駐めさせていただいた。~ 青木鉱泉から歩いて10分くらいのところ。~ ↑工事車両が停まっているスペースに駐車。~ 7時前に駐車場が満車とは思わなかった...~ ~ ~ 登山の支度をしている間にも、更に新手の車が何台もやってきた...^o^;~ さー、いくぞ〜!!!!! ~ ~ ~ #ref(AOKI_KOUSEN.jpg,,青木鉱泉,50%); ↑地蔵ヶ岳登山の起点となる青木鉱泉。~ #ref(ROAD_DONDOKO_SAWA01.jpg,,登山道,50%); ↑青木鉱泉前にある入口の標識~ ↑青木鉱泉前の入口の標識~ このあとキャンプ場スペースを抜けて15分程度で法面補強工事の現場へ。~ ~ #ref(ROAD_DONDOKO_SAWA02.jpg,,法面崩落防止の工事現場,50%); ↑青木鉱泉キャンプ場の脇を超え、沢にそって歩いて行くと、法面崩落防止の工事現場へ~ この砂防ダムの脇を入ると、南精進ヶ滝まで1.5h-2.0hの登山となる。 ↑法面補強工事現場~ 青木鉱泉側が崩落しており、一度対岸へ迂回する必要がある。~ この砂防ダムの脇を入ると、南精進ヶ滝まで1.5hの登山になる。 ~ #ref(ROAD_DONDOKO_SAWA03.jpg,,S字が連続するエリア。登りもきついが下りは足に響く,50%); ↑工事現場の後は、うっそうとした木々の中を歩く。~ ジグザク斜めで標高を徐々に上げていく。~ ↑登山道に入って序盤のジグザク傾斜。~ 足場がゆるい。~ ここは下りで足に負担がかかる場所でもある...。~ 前回は足元が滑って尻餅をついた...(T_T)~ ~ #ref(ROAD_DONDOKO_SAWA04.jpg,,途中の沢,50%); ↑途中の沢~ 休憩している人も多数。~ これを渡るために一旦沢に降りる~ ここから勾配が少し厳しく、道も荒れ気味になる。~ ~ #ref(ROAD_DONDOKO_SAWA05.jpg,,木陰に落ちる名もない滝,50%); ↑途中にある滝。少し体を休めるのにちょうど良いスペース~ ↑途中にある滝。~ 木陰で流れる水で火照った体をクールダウン。~ 水は透明感も高く、飲用に耐える(少なくとも私は...)~ ~ **南精進ヶ滝 [#d4301c32] #ref(ROAD_DONDOKO_SAWA10.jpg,,南精進ヶ滝の看板,50%); ↑やっと「南精進ヶ滝観瀑台150m」の看板が!!(写真は違います、ごめんなさい) ↑やっと「南精進ヶ滝観瀑台150m」の看板が!!~ (これは違う写真でした。ごめんなさい。実際には観瀑台まで150mとの記載がある看板がある)~ ~ #ref(ROAD_DONDOKO_SAWA11.jpg,,ロープがある急勾配,50%); ↑ロープを使って登る急勾配~ これが2段に渡ってあり、1段目、2段目それぞれから南精進ヶ滝を対岸から見ることができる~ ↑南精進ヶ滝観瀑スペース直前のロープ場~ これが二段階あり、それぞれで南精進ヶ滝を対岸から見ることができる~ #南精進ヶ滝に立ち寄らない場合は、このロープ場を手前で迂回することは可能(少し戻るが..) ~ #ref(MINAMI_SYOJIGA_FALL01.jpg,,南精進ヶ滝,50%); ↑南精進ヶ滝 #ref(MINAMI_SYOJIGA_FALL02.jpg,,南精進ヶ滝,50%); ↑南精進ヶ滝 ↑南精進ヶ滝(上段) #ref(MINAMI_SYOJIGA_FALL03.jpg,,南精進ヶ滝,50%); ↑南精進ヶ滝 ↑南精進ヶ滝(下段) #youtube(S73CDpANAtM); ↑南精進ヶ滝(動画)~ ~ 南精進ヶ滝~ 鬱蒼と木々が生い茂る登山道から、いきなり空間が開けて、目の前に南精進ヶ滝が現れた。~ 迫力のある二段瀑で、それなりの広角レンズじゃないと一部が切れてしまう...。~ 観瀑台と滝の間には何の遮蔽物もないため、瀑音がダイレクトに届いてくる。~ 鬱蒼と木々が生い茂る登山道が一気に開けて、南精進ヶ滝が現れた。そんな感じ。~ 開放感満点で、渓谷に水音を響かせている。~ 絶えずやってくる登山客が滝を見るたびに感嘆の声をあげるので、人の声が入らない動画を取るのに時間を取ってしまった(^_^;~ ~ ここに来るまで結構な登山道を1時間40分。~ そんな疲れを吹き飛ばしてくれる名瀑!~ 迫力のある二段瀑。 撮影位置が限定されるので、広角レンズじゃないと滝の一部が切れてしまう...。~ 何も妨げるものがないので風も吹いてくる。撮影時には風対策(風防)があった方がいいであろう。~ ~ 立入禁止テープがあり、滝壺に降りることはできなかったが、 後からやってくる登山客も見る人、見る人、感嘆の声を上げるそういう名瀑だった。~ 駐車場から1時間40分。~ 立入禁止テープがあり、滝壺に降りることはできなかったのは残念なものの、 それを含めても苦労を吹き飛ばしてくれる、そんな名瀑だった。~ ~ この後、鳳凰の滝へ 次の鳳凰の滝へ向かった。~ ~ ~ **鳳凰の滝 [#k25094ca] 二番目の滝である「鳳凰の滝」へのルートは、地蔵ヶ岳への登山ルートから少し外れる。~ 地蔵ヶ岳に急ぐ人は、ここをキャンセルする人も多いようだ。~ ただ往復で20分程度なので、時間に余裕があれば休憩を兼ねて見に行くのがいいだろう。~ 鳳凰の滝は地蔵ヶ岳への登山ルートから少し外れる(寄り道)ルートになる。~ あまり滝を鑑賞しない人は、往復20分くらいの寄り道なので是非見たほうが良いだろう。~ #ref(ROAD_DONDOKO_SAWA12.jpg,,鳳凰の滝への看板,50%); ↑鳳凰の滝方面と地蔵ヶ岳登山道の分岐1~ 地蔵ヶ岳に急ぐ人とはここで分岐。~ ただ、分岐2からも鳳凰の滝ルートへの復帰はできる。~ #ref(ROAD_DONDOKO_SAWA13.jpg,,鳳凰の滝への看板,50%); ↑鳳凰の滝方面と地蔵ヶ岳登山道の分岐2~ 登山慣れしている人はここでリュックを置いて、鳳凰の滝へ向かっていた。~ 中々賢い選択と思い感心した。 分岐1から5分くらいで到着。~ 登山慣れしている人はここでリュックを置いて、鳳凰の滝へ向かっている。~ 賢いと感心した。~ #ref(HOUOU_FALL01.jpg,,鳳凰の滝,50%); ↑鳳凰の滝 #ref(HOUOU_FALL02.jpg,,鳳凰の滝,50%); ↑鳳凰の滝 #youtube(k652VhnttxA); ↑鳳凰の滝(動画)~ ~ 鳳凰の滝~ 短い距離でそそり立つ絶壁の両岸から落ちる滝。~ 命名の理由はわからないが、両の羽を広げるような雄大なイメージを受ける。~ 手前には大きな岩がゴロゴロしており、残念ながら近づくことはできなかった。~ それでも迫力は満点で、はっきりと見える両瀑に大満足しながら白糸の滝へ進む。~ 向い合った絶壁の両岸から落ちる滝。~ 命名の理由はわからないが、二つの滝が羽を広げるように落ちるところからこの名前をつけたのならイケてるセンスだと思う。~ 滝の手前は巨岩がゴロゴロしたガレ場で、近づくのは容易ではない。~ 河原に降りた直後くらいの場所から遠望で見る事になるだろう。~ 遠望のため、ガスった時には一発で見えなくなるらしく、訪問時にハッキリと見えたのは幸運だった。~ ~ 「鳳凰の滝」は二瀑の位置と手前を遮る岩の位置が微妙で、特に右側の滝を見るために移動すると、~ 左の滝が見なくなったり、痛し痒しを繰り返しながら撮影をすることになる。~ 滝の直前まで近づいた猛者もいるみたいだが、それなりの装備と時間が必要。私のような軟弱者では無理だ。~ ~ もう少し見える場所無いかな...でも先を急がなくては、、と後ろ髪を惹かれながら次の「白糸の滝」へ向かった。~ ~ ~ **白糸の滝 [#efacddfc] 鳳凰の滝を見た後、最後の分岐まで戻り、地蔵ヶ岳(白糸の滝)方面へ。~ 今回のコースを振り返ると、鳳凰の滝〜白糸の滝、白糸の滝〜五色の滝の序盤が一番厳しい。~ 疲労もそれなりに蓄積した後なので、本当厳い!!~ また、生々しい崩落箇所も何箇所かあり、足場への注意も今まで以上に必要になる。~ 休憩と栄養補給を繰り返して、1時間程度でやっと、本当にやっと白糸の滝へ到着。~ 分岐2まで戻り、地蔵ヶ岳(白糸の滝)方面へ。~ 分岐に戻ってから更に5分程度で地蔵ヶ岳の本ルートに戻る。 ここから「白糸の滝」までの間は、ドンドコ沢のルートの中でかなりきつい区間になる。~ 標高が高い上に、勾配急で、木の根につかまりながら段差のあるを何箇所も登っていくな場所が多く、一気に体力を削られてしまう。~ かつ距離もあるので、疲労感が高くなる。~ ~ 休憩の頻度を増やしつつ、塩飴を舐めながら1時間程度歩くと、ようやく白糸の滝へ到着!~ 本当にやっと着いた!という感想になる。~ ~ #ref(SIRAITO_FALL01.jpg,,白糸の滝,50%); ↑白糸の滝 #ref(SIRAITO_FALL02.jpg,,白糸の滝,50%); ↑白糸の滝 #ref(SIRAITO_FALL03.jpg,,白糸の滝,50%); ↑白糸の滝 #youtube(QnfUWifHkF0); ↑白糸の滝(動画)~ ~ 白糸の滝~ 出っ張った崖から見上げての観瀑。 残念ながら川まで降りることはできないので、少し離れた位置から見ることになるが、~ 今まで鬱蒼とした木々の下を歩いてきて、一気に開けた場所を落ちる滝を見ると、開放感と響く瀧音がなんとも清々しい気分にさせてくれる。~ 鳳凰の滝同様に、ガスが出ると全く見えなくなるらしいが、今日はバッチリはっきり見える。~ 疲労は既にピークなものの、目標は残り1つ。~ ゆっくりと五色滝へのルートに戻った。 ~ 南精進ヶ滝と鳳凰の滝の間にある沢から遠望で見えたのはおそらくこの滝だろう。~ 登山道につながった少し出っ張った崖から観瀑することになる。~ 河原に降りることはできないため、遠望からの観瀑となったのは「鳳凰の滝」同様に残念。~ 岩がゴロゴロしていて、水量も迫力もあり、"白糸"から連想するようなイメージはこの滝にはない。 正直この辺りで疲労は最高潮になってきている。~ このペースで後1時間登れるか!?と思いつつ、時間的余裕はまだある。~ しかも明日は休みだ! ・・・~ ・・~ ・~ と、自分に言い聞かせ、「五色の滝」へ出発。~ **五色の滝 [#bf6ab35f] 白糸の滝から五色の滝への登山道は、序盤が相変わらず勾配があり厳しいもの、 鳳凰の滝〜白糸の滝より距離がなく、途中から勾配が緩るくためまだ楽。~ 勾配が緩くなる頃、木々の間が開けて奥の絶壁から落ちる「五色の滝」が見える。~ おおお〜〜〜、俺は来たぞ〜〜〜〜!!~ (と叫ぶと本当に恥ずかしくなるくらいの人がいた) 「白糸の滝」を出発た直後はまだ勾配がキツイのだが、程なく勾配がゆるんでくる。~ 程なく約30分で到着。~ ~ ~ #ref(GOSHIKI_FALL01.jpg,,50%,五色の滝); ↑五色の滝 ↑五色の滝~ 登山道から少し滝に向かって歩いたところから撮影~ ~ #ref(GOSHIKI_FALL02.jpg,,50%,五色の滝); ↑五色の滝 #ref(GOSHIKI_FALL03.jpg,,50%,五色の滝); ↑五色の滝 #ref(GOSHIKI_FALL04.jpg,,50%,五色の滝); ↑五色の滝 #youtube(sz_Uo6c136A); ↑五色の滝(動画)~ ~ 五色の滝~ 今回の最終目的地~ 手前を妨げるものがなく近くから見上げると天空から水が噴き出しているようにも見える。~ 鬱蒼とした登山道からいきなり開けた場所に来た開放感と達成感がこみ上げてくる。~ 滝の正面に立つと、飛沫を含んだ冷たい風に熱くなった体から体温を奪ってくれる。~ 本当に気持ちいい。疲れが飛ぶ!!~ 今回の最終目的地にして、ドンドコ沢最上流の滝。~ ~ ここまで4時間以上の工程を登ってきた意味が間違いなくある!~ と、確信させる名瀑だった。~ 登山道から見えた瞬間に感動して、思わず「おおっ!」という感動の声をあげるほど、5時間かけて必死に登ってきた苦労を裏切らない見事な滝!!~ 登ってきてよかった..、間違いなかった...という気持ちにさせられる。~ ~ 登山道脇から横に眺めることも可能なのだが、せっかくここまで来たのだから...と、滝の正面まで降りていく。~ 近くに巨大な岩がある以外は、滝の手前に遮蔽物は無く、迫力のある姿を間近で堪能できる。~ 滝の飛沫と風がどんどん体温を奪ってくれる。~ 相対的に衣服がどんどんビショビショになっていく>(T_T) ~ あー、また暑い下界に戻るのは嫌だな〜と思いつつ30分程度滝を堪能し、昼食を済ませて同じ道をUターン!~ ~ 青木鉱泉手前で雨が降り始めたものの、なんとか16時頃到着!!~ 登り約5時間、下り約3.5時間の名瀑攻略はなんとか無事に終了できた。~ ~ たまにはこういう滝めぐりも良いと思った今日このごろ.~ ~ ~ **振り返り [#o5b1a60d] 今回の日帰りドンドコ沢の滝巡り攻略の実績時間整理。~ 「鳳凰の滝」→「白糸の滝」で苦労して、予定より遅れ始めた!!...と思っていたのだが、~ 各滝間の移動時間は、予定よりも早かった。~ 逆に、滝の撮影時間が予定より多かったのが遅延原因...(T_T)~ 滝が目的なんだから仕方ないが、今後は気をつけなくては!!~ 今回の日帰りドンドコ沢の滝巡り攻略を振り返る。~ 実績時間は、カメラの撮影時刻からこんな感じ。~ ~ 振り返ると、日帰りの場合は、青木鉱泉出発は、7時が最遅。~ ~ ■時間(合計:9時間16分) 自宅(千葉県流山市) 3:30~ ↓ 青木鉱泉着:6:40~ ↓(1時間40分)~ 南精進ヶ滝:8:20着(8:38発)~ ↓(約40分)~ 鳳凰の滝:9:17着(9:33発)~ ↓(約1時間)~ 白糸の滝:10:34(10:52発)~ ↓(約30分)~ 五色の滝:11:21着~ ↓(昼食:休憩1時間)~ 五色の滝:12:14発~ ↓(約3時間50分)~ 青木鉱泉:15:56着~ ~ 「鳳凰の滝」→「白糸の滝」がやはり大変で、予定より遅れている!マズイ!!...と思っていたのだが、各滝間の移動時間は、予定よりも短かった事がわかる。~ 予定時刻を超えた原因は、写真撮影...。~ 滝が目的なんだから仕方ない...が体力を考えると、上で一泊して地蔵ヶ岳まで登って降りてくるのが良かったのかも...~ ~ ドンドコ沢の登山は、特に下山時に足への負担が大きく、青木鉱泉近くに来る頃には膝が大爆笑していた。~ 雨も降りだしたものの、ほとんどの工程で天候に恵まれ、なんとか乗り切れた貴重な体験となった。~ ~ 今後の反省と気付きメモを...~ -登山途中の水分補給/エネルギー補給・・・発汗が思ったより激しく、水だと熱中症が心配(そのため塩飴を舐めた)。 ポカリなどを持っていた人もいたし、ヴィダーインゼリーなど持っていた人もいたので、熱に強くてエネルギーになりやすいものを途中で口にした方がいいと思った。~ -昼ごはん・・・ランチパック*3では足りなかった。軽量でエネルギーに変わりやすい食事って!? この辺りは登山のノウハウでありそうだから調べてみよう! -持ち物・・・軽さは正義!を痛感。今回は雨具も軽いものにして、一眼レフはミラーレスにしてかなりの軽量化!!~ ~ 体力面では下山時に足への負担が大きく、青木鉱泉に帰る頃には膝が大爆笑していた。~ 両手に登山杖を持っている人が結構いたが楽なのだろうか!?~ 効果は調査したいと思う。~ ~ その他反省と気付き~ -登山途中の水分補給/エネルギー補給・・・発汗が思ったよりある。熱中症も心配なので塩分補給は考えたほうがいいかも(今回は塩飴)。 ポカリなどを持っていた人もいたし、ヴィダーインゼリーなど持っていた人もいたので、いろんなものを試してみたい~ -昼ごはん・・・ランチパック*3個は軽かったのだがカロリーが不足気味..。~ 軽量でエネルギーに変わりやすい食事!この辺りは登山のノウハウでありそうだから調べてみよう!~ -持ち物・・・軽さは正義だった。今回は雨具も軽いものにして、一眼レフはミラーレスにしてかなりの軽量化できた!!~ まあ、体力があればそれが一番なのだろうが、無いんだから仕方ない...。~ -カメラ・・・静止画は良いが、動画ではミラーレスが軽いため、手振れが...。登山杖と一脚が1つになったものもあるらしいので調べてみようと思う。~ ----- &size(20){[[<<元のページへ>>>百選以外の滝]]};