2011/04/16 に訪問。 吐龍の滝、千ヶ滝、宮司の滝と訪問して、 最後にカーナビのマップに車道からほど近い場所に"大滝"と言う文字が見えたので、飛び込みで訪問。 いきなり滝を増やしたのだが、同行した妻はいつものことで、あきらめ顔。。 季節外れで、どの滝もあまり観光客がいなくて、趣深い名瀑が多かったので、最後の滝も少し期待しながら移動。
県道605号線に沿って走ると、"大滝"と書いた看板が見えてくる。 到着までの距離が書いていないので、不安になり手前の細い山道に入り込んでしまう失態を犯してしまったが、 山側に大滝の駐車場が見つかるまで車を走らせれば普通に到着する。
↑駐車場 駐車場は6台止められる。 車を降りると滝の瀑音が既に聞こえる。 滝入口がすぐ側にあるのだが、本当に滝はすぐ近くにあるのだろう。 滝入口から、階段で降りるとすぐに木々の間から大滝の上段瀑を見ることができる。 あとは下段瀑の滝壷がある川原まで階段を降りていきながら滝を見ることになる。
↑看板。 一ノ滝、二ノ滝がすぐ側にある。
↑看板 散策道入り口。県道脇の階段を降りていく。 一ノ滝はすぐに見える。
↑大滝(一ノ滝)
↑大滝(一ノ滝)、手前で方向を変え落ち始めているのが二ノ滝
↑大滝(一ノ滝:動画)
↑大滝(二ノ滝)
↑大滝(二ノ滝:動画)
大滝 って名前に捩りがなく、昔の数学の計算問題で"一郎さんは100円のりんごを3個...、和子さんは30円のミカンを5個"的な寂しさを感じる。 一風変わった名前とその由来を知るのが滝巡りの楽しさの一つでもあるんだな、、、と再認識する今日このごろ。 実際には交通が発達していない昔は、自然深い中に堂々と流れる滝は自分が人生の中で見る一番大きな滝であったろうから、 "大滝"だけで良かったんだろうけど、家の周りは田んぼだからあなたは田中さん的でやっぱり寂しいわけです。 #実際に"大滝"の前に後になって地名を付けたりするケースが非常に多いが、ここは潔く"大滝"のみ!! 名前で話を引っ張るのは止めにして、、、豊かな水量が静かな渓谷を二段になって落ちるさまはなかなかに見ごたえ有り。 一ノ滝(上段)と二ノ滝(下段)と言っても間に若干の流れがあり、渓谷内で方向を変えてしまうため、 両方を一緒に撮影することはできない。 また、上段は散策道の構成上、木々の間か岩肌の間から見ることしかできず、ちょっと残念。 二ノ滝は、素直な直瀑で豊富な水量を同等たる姿で滝壷に流し続けている。 二ノ滝の周辺の川原までおりることができ、そこから撮影を楽しむことができる。 深い渓谷に挟まれており、夕方に差し掛かっていたのもあるが、薄暗い中でみる大滝は落ち着いた気持ちにさせてくれる名瀑であった。 以上で、山梨県北杜市の名瀑訪問(2011/04/16)完了!