嫗仙の滝(群馬県吾妻郡草津町)

嫗仙の滝駐車場まで

2012年9月9日訪問。
群馬県草津市にある嫗仙の滝へ向かう。
関越の渋川ICから一般道で草津方面へ向かう。

全国的に有名な草津温泉から少し離れた場所にあるホテルや別荘などが多数あるエリアを通って、駐車場に...
とサラッと記述したが、嫗仙の滝への最初の困難は、散策道入口となる駐車場までどう行くかだと思う。
草津温泉周辺は、細い道が多く、かつ"草津温泉"というビックネームにかき消されて、嫗仙の滝へ丁寧に導いてくれる看板は殆ど無い。訪問前に十分調査して、駐車場を現地で探して迷わないようにするのが重要だろう。
私はこちらの方の丁寧な説明ページを参考にさせていただいた。


↑駐車場に対する嫗仙の滝の位置
すぐ近くへの道はなく、どこが駐車場なのかそもそもわかりづらい。
草津温泉のホテルや別荘が立ち並ぶエリアから、グッと急勾配を降りていくイメージ。
駐車場の手前には、創価学会の大きな道場(!?)の敷地がある。


駐車場〜嫗仙の滝まで

駐車場

↑嫗仙の滝駐車場
道の終点で広場のようになっていて、10台程度は駐められそう。
訪問時は、2台の先客がいた。巨大観光地がすぐ側なので訪問者も自ずと多いようだ。

看板

↑看板
地図から勾配は測れないが、行きは一方的に下りっぱなし。帰りは一方的に登りっぱなし。


散策道入口では、急勾配に配慮してか、無料の杖の貸し出しがされている。
必要な人は借りて行くのが良いだろう。

装備としては、歩きやすい格好と靴、熊よけ鈴があればいいと思う(看板の警告度合いから、熊よけ装備があった方がベターと判断)
また、滝の近くに行きたい人は服装は飛沫で濡れるにある程度の準備は必要と思う(下記の滝で飛沫が飛んでいるのがわかるだろうか、、、)。
途中から滝脇の水量が少ない場所を遡上するイメージになるのだが、水量が多い時期だと滑ったり、足が濡れる可能性はあると思う。


靴を履き替えて準備ができたらいざ出発!
100-150mくらいの高低差をガンガン下っていく。


東屋

↑途中の東屋。比較的入口から近い位置に建てられている。
迂回路との分岐の近くにある。

途中の分岐

↑迂回路との分岐点
行きは通常ルート、帰りは迂回ルートで帰ってきた。
シーズンならツツジなどが見れるらしい。オフシーズンだったが残念..。

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↑道。非舗装でそれなりの傾斜が続く。
沢の水音が聞こえてからは、連続したS字の下り坂になる(そこが帰りがきつい場所)。

嫗仙の滝

嫗仙の滝

↑嫗仙の滝

嫗仙の滝

↑嫗仙の滝

嫗仙の滝

↑嫗仙の滝

↑嫗仙の滝(動画)

嫗仙の滝

同じ草津の「常布の滝」と同様に非常にユニークな構成の滝。
入口では「この滝の水は飲めません」と警告があるように、温泉成分が強い若干の硫黄臭を感じる。
落差は35mだが、甌穴上の変わった窪みの岩肌を布を引くように薄い白い水の流れで独特の形を作っている。
音もゴーゴーというより、サーーという優しい感じのイメージだが、滝に近づいていくとたくさんの飛沫で一気にビショ濡れになる。
高価なカメラやレンズを持っている人はこの後のメンテナンスには注意を払ったほうがいいだろう。
滝は、木の影とそうでない部分が混在して、快晴だとダイナミクレンジローバーで厳し目かも。少し曇った位が調度良さそうな滝。
一見の価値ありの滝だと思う。


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Last-modified: 2016-07-12 (火) 23:08:02