赤目四十八滝

場所

2005/10/23。天気 くもり時々雨。
あんまりはっきりしない中、俺は晴れ男だからという非科学的思いこみで車を走らせる。
赤目四十八滝は、三重県名張市。
大阪府堺市からだと、西名阪=>名阪国道で針ICの次(!?)で下りて行く。
自宅からで約80kmほど。2時間程度で到着可能だ。意外なほど近いと感じる。
途中で狭くなることもあったが、道はきれいで滝の近くまで苦労せずに到着するだろう。

#余談だが、ナビにカロッツェリアのAVIC-H9(03年モデル)を使っている人は
結構注意が必要だ。デフォルトルートで行くと、1車線ない山道を5kmほど爆走させられる。
Uターンなど絶対不可能な山道だ。。。対向車など来たら(来たが)、死にそうな山道だ。
歩行者の軍団(絶対悪い冗談だ)とすれ違うときも、5分くらい延々車を停車させてすれ違うのを待っていた。
(出ないと歩行者が崖から落ちそうだった。)
やばいと思ったら引き返すべし!で無いと死ぬ。

強欲の証人どもがっ!(くわぁっ!

赤目四十八滝は映画のタイトルにもなったことがあるくらい有名(らしい)。
ただの観光地だ。(○○自然公園。。のノリ)

  • 駐車場は平均900円(¥)
  • 滝の入り口までは、土産物屋が立ち並ぶ
  • しかも滝の散策道の結構途中にまで店がある
  • 滝の入り口は見たくもないオオサンショウウオ館になっていて、金払わないと滝もみれない。 激観光地ぶりに萎える。 正直、100選の中でも1,2位を荒そう非自然的な場所だ。(T_T)
    名古屋系(!?)の商魂のたくましさに萎える。 まあ、車を降りて15分程度でほとんどそういう嫌なところは全部見れるので、 後は安心して滝を堪能できる。

とりあえずいっぱいあるので全体感と後は写真。

赤目四十八滝は、河の両岸を絶壁に囲まれた滝川に沿ってある複数の滝の総称だ。 カウントしてみたが48はない。(念のため) ↓簡単な地図を載せる。

map_akame48fall01.jpg

片道4〜5kmほどの緩やかな散策道だ。
散策道はずっと木々が生い茂り直射日光を拝むことはあまりないだろう。
そのため、コケが群生しているので、変な靴だと足をすくわれるかもしれない。
また、ほぼ川縁を進んでいくため、水縁の美しさを堪能できる。
水の透明度は高く、夏場だと途中で川縁に下りて足をつけて休むのもいいかもしれない。

赤目四十八滝

行者の滝

akame48fall01.jpg

一番最初の滝。

銚子滝(ゴメン)

?Mapに載っていたが、知らず知らずのうちにすぎてしまった。。。
果たしてどのような滝だったのだろうか。。
次があったら書いておこう。

霊蛇滝

akame48fall03.jpg

池に注ぎ込む幅広の滝。あまり落差がないが、
手前の茶屋でゆっくり落ち着いてみれる。

不動滝

akame48fall04-1.jpg
akame48fall04-2.jpg

一つ前の霊蛇滝のすぐ上流にある。
ここも小さな池のようになっていて、滝壺よろしく勢いよい水流を
池に注ぎ込んでいる。その池の水が霊蛇滝となってすぐ下の池に注ぎ込んでいる用になっている。

乙女滝

akame48fall05.jpg

滝と言うよりは、幅広く形成された岩の段に水が注ぎ込んで、
様々な方向に向いている様に見える。
落差はほとんど無い。名前の通り静かな感じの滝。

大日滝(ゴメン)

akame48fall06.jpg

これで一つカウントするの!?っていう感じがした。
何かいわれがあるのかもしれませんね。
しかし大日って。。。何!?
#追記
やはり調べてみたら違うようです。
雨が降ると、高さ30m、幅7mの2段瀑が出てくるそうです。。。。
確かに写真の滝は、いいとこ1mの落差ですな。。。。
今度は注意して見るべきでしょうな。

八畳岩(滝ではありません)

hatijougan01.jpg

八畳岩だそうです。
大きい岩です。
赤目四十八滝は河自体も両岸もそりたった崖のようになっている。
岩肌がよく目に付くが、それも結構独特。
この岩もその特徴的な岩の一つだ。
ちなみに奥に見えるのは茶屋さん。
一休みするには適当に。

千手滝

akame48fall07-1.jpg
akame48fall07-2.jpg

途中で小さな池が見える。
端にはお茶屋さんがある。
池の対岸には、千手滝。
落差はほどほどなんだけど、その割には静かに注ぎ込んでいる。
なぜ、千手滝なんだろう。


#追記
一度、滝の看板を見直してほしい。
千手滝の手前100m位に、(千手滝まで100m)とかいう看板がおもむろに立ててある。
(しかも案内と、滝の説明の看板がほとんど同じ!) おかげで、ただの岩いっぱいの場所を、千手滝かと思ってズーと見ていた(T_T)

布曳滝

akame48fall09.jpg
akame48fall09-2.jpg

三重県の百選に同じ名前(字が違うけど)がありますな。
小さな池に細くなって注ぎ込む滝。
落差はほどほどで、池の対岸から見ることができる。
他の百選を見ているので、布を折っているようには見えません。
物理的に布きれを引っ張っているようには見えるかもしれませんがね。。

竜ヶ壺

akame48fall10-1.jpg
akame48fall10-2.jpg

ちょっとした落差の滝。
布曳滝の横の階段を一気に上がった後、上流に少し歩くとある滝。
そんなに大きな落差があるわけではなく、
轟音でもなく、小休止という感じか。。

縋藤滝

akame48fall11.jpg

散策道右奥の山のかなり奥に見える滝。
雨が降った後で、結構水量が増えているはずだが、
静かな流れをしとしと続ける滝だった。
大きく撮りたい人は望遠が必要かな?

陰陽滝

akame48fall12.jpg

散策道のすぐ横にみられる小さな落差の滝。
あまり特筆すべきこともありませんかな。

七色岩(滝ではありません)

akame48fall13-1.jpg
akame48fall13-2.jpg

看板にあるように大きな角張った岩の上に木が立っているように見えます。
四季によって、色合いを変えるためにその名が付いているようですな。
ただ、看板だけだとすぐにはわかりにくいです。
#だって、岩がいっぱいありまくるから。。。。

姉妹滝

akame48fall14.jpg

由来はわかりませんが、支流が2つに分かれているように見えます。
この前後にわたっていえますが、あまり大きな落差が無い滝が続きます。
ボケーとみているにはいいかもしれません。

柿窪滝

akame48fall15.jpg

確か、結構遠くからみる滝だったと思う。
このあたりになると、岩自体がかなり角張っていて、
赤目の滝って本当に地形として見るといろいろな風景が見えておもしろかったです。

笄滝

akame48fall16-1.jpg
akame48fall16-2.jpg

これは、上からしか見れなかった滝です。
沢登りとか結構、強引にいける装備を持っている人は、
散策道の対岸に渡れば、きちっと下流側からみることができると思いますが、
それ以外の人は、上流側から滝にかかっている橋の上から見るしかありません。
一枚目のピントがボケ気味の写真にスーツ姿の男性が2人写っていますが、
なんか撮影会か何かのからみでの衣装のようでした。
三脚で写真を撮っていたら、白い目で見られましたが、
スーツで着ているおまえにそんな目で見られたくねーとは思いました。

雨降滝

akame48fall17-1.jpg
akame48fall17-2.jpg

散策道のすぐ左にある絶壁を流れる様におちるしずくのような滝(?)
これを。。。。滝にカウントするとわ!?
はっきりいって、なんかいわれか伝説でも作ってくれないと、
ただでさえ湿りがちな散策道では見落としますな。

骸骨滝

akame48fall18.jpg

なぜが遺骨かはわかりません。
幅広で落差は少ない滝でした。

斜滝

akame48fall19.jpg

すぱっと切ったみたいに何段か平行な段差を落ちる滝。
赤目の滝は、落ちていきなり川になる様なかんじではなく、
滝壺 兼 池って感じの滝が多いです。

荷担滝

akame48fall20-1.jpg
akame48fall20-2.jpg

久しぶりに結構、見栄えのよい、大きな滝。
中央の大きな岩にさえ散られて二つの流れに分断されている。
散策道は、滝に対して池の反対側の結構な高台からみることができて
結構、印象的な滝になっている。

雛壇滝

akame48fall21.jpg

これも結構印象的な滝かもしれない。
千畳敷みたいな複数の水平な岩を流れ落ちる滝だ。
落差自体は、写真からもわかるように対したことはない。

夫婦滝

akame48fall22.jpg

とおーーーーーくにみえる滝。
この滝は望遠が必要です。
ただ、夫婦のいわれは不明です。
#得てして、二つの支流が併せて落ちる程度で夫婦なんですが、、
#日本全国にありますな。

琴滝

akame48fall23.jpg

そろそろ飽きました。
何で琴なんだろう。。。。

琵琶滝

akame48fall24-1.jpg
akame48fall24-2.jpg

本当に久しぶりの落差のある滝。
結構見栄えがいい。
あまり落差は無いが手前が広く開けているため、結構景色としては美しく見える。

岩窟滝

akame48fall25-1.jpg
akame48fall25-2.jpg

最後の滝。
最後の最後でそれなりにでかい滝を見せてくれる。
目立たないが、滝壺のすぐ下まで降りることがでくる。
滝壺すぐ右には、なんか人工のパイプっぽい水路があるのが萎え萎えだが、
最後を飾るにふさわしい、少しだけ大きな滝だ。
この滝をみる頃には、ほかの滝の名前はすっかり抜けきっている
現実的に、ここからUターン必須のため復習しながら帰るとしよう。

往復4時間程度のゆっくりした散歩だった。
写真を撮りたい人は、手ぶれ防止機能か三脚はある方がいい。
望遠は2つの滝以外は不要。むしろ広角の方がよい。
例年は11月3日頃が紅葉の時期。 何でもないときでもかなりの人数だから、その時期には注意して行くべし。




トップ   編集 凍結解除 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2016-07-12 (火) 23:08:02