西沢渓谷の滝(山梨県山梨市)

2009年8月1日訪問。目的は日本の滝百選の七ツ釜五段の滝を見るため。
正直他の滝は眼中に無く、調査もせず、あったら見る!という程度で出発したが、
散策道を歩いているとすばらしい滝にいくつも出会うことができてうれしい裏切りだった。
木々に隠れて見づらい滝などは写真を掲載していないが、主だった滝は下記の通り。

なれいの滝

なれいの滝

↑なれいの滝

なれいの滝

↑なれいの滝

↑なれいの滝(動画)
この中では西沢渓谷に入る前に見ることができる唯一の滝。
林道の「なれい橋」から見ることになる。
橋から奥ばった場所を落ちる滝を見ることになるのだが、手前の木で全体を見ることができないのが残念だった。
可能なら沢に下りたかったが、橋からはかなりの高低差があり、道も見当たらず、断念。
静かなやさしいイメージの滝だった。

大久保の滝

大久保の滝

↑大久保の滝

大久保の滝

↑大久保の滝

↑大久保の滝(動画)

渓谷に入って最初に出会う滝。
上り階段を歩いていると階段の途中にいきなり看板が立っており、対岸に大久保の滝を見ることができる。
遠望であるため一部が木で隠れてしまっているのが残念(この渓谷の滝はそういうのが多いですが)、 シャワーのようにさわやかな音を渓谷に響かせている。
この滝は観瀑台もさほど広くなく、階段の折り返しの若干広くなった場所で立ち止まって観瀑する形になる。
混んできるときにはあまりゆっくり干渉できないかもしれない滝である。

三重の滝

三重の滝

↑三重の滝

↑三重の滝(動画)
この滝は専用の観瀑台が整備されており、滝を下流から上流に向かって鑑賞することができる。
真ん中の釜がもっとも大きくたくさんの水を蓄えており、豊富な水を下段にたたきつけるように流し込む様が美しい。
中段の釜は滑るように流れ、岩肌のエメラルドグリーン色が見え、下段は激しく泡立った白い飛沫が上がっていた。
滝の落ち口を楽しむ意味では西沢渓谷で一番近くで鑑賞できる滝。

竜神の滝

竜神の滝

↑竜神の滝

↑竜神の滝(動画)
狭い散策道から俯瞰しても美津子とになる滝。
滝を見ているときは、他との比較とかはあまりしないせいか、後で撮影したものを見ると この後の貞泉の滝と似ていることに気づいておどろいた。
よくある二段瀑なのだが、豊富な水量と深そうな滝壺はこの渓谷で構成されやすい地形なのかも。

恋糸の滝

対岸に見えるが、木であまり良く見えなかったので撮影はキャンセル。
すだれのような静かなイメージの滝だった。

貞泉の滝

貞泉の滝

↑貞泉の滝

貞泉の滝

↑貞泉の滝

↑貞泉の滝(動画)

少し渓谷にせり出した部分が観瀑台になっており、そこからそこから見ることになる。
単純に写真を見ると前述の竜神の滝とにているが、実際には見る位置などでずいぶん印象が変わるんだな。。と実感。
こちらは直瀑で1発で滝壺に落ちた後、その後蛇行して川の流れを形成している。 観瀑台からみると落ちる手前は急激に蛇行していて、この渓谷が急峻で流れの変化の激しい場所であることをあらわしている。

不動滝

不動滝

↑不動滝 七ツ釜五段滝より奥に位置している滝。
広く広がった滝壺に豊かな水を注ぎ込んでおり、白い水泡が滝壺の中でいろんな模様を見せてくれた。
他の滝同様に、手前の木で全体が見えず残念だった。
橋から歩いて5分程度で展望台があるのだが、訪問時は展望台は木が嫌がらせのように景色をさえぎって、 橋以上に全く景色が見えなかった。
撮影するなら、実質橋からになるだろう。



西沢渓谷はここでは記載していない淵や岩が10分毎に次々に見れて飽きる暇が無い。
おまけに水の透明度が高くて、本当に美しかった。
水量が多かったせいもあり、沢まで降りれなかったのが残念だが再訪したい場所である。 今回の目的であった七ツ釜五段滝は別ページへ


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Last-modified: 2016-07-12 (火) 23:08:02