惣滝（新潟県） †
2010年x月再訪問。
滝まで †
二年前に訪問しようとしたことがあったが、残雪のため断念。
その時は、同じ妙高の苗名滝は大丈夫なのに、惣滝は雪解け７月！？と聞いて残念に思った記憶がある。
千葉からは、上信越自動車道までひたすら走って、滝の最寄の妙高高原ICで降りて、燕温泉方面へ向かう。
惣滝をメインで目指す人は皆無のようで、あまり標識をアテにすることはできない。しばらくは「燕温泉」を目標に車を走らせるのがいいだろう。
燕温泉が見えれば、そこで車は足止め。温泉街入り口の無料駐車場に止めるのが良いだろう。
駐車場は20台程度だろうか、、。既に満車で、路駐車で溢れていた。かなりの人気だ。
待っていても、空きそうにないので諦めて、自分も路駐の群れに車を並べて出発することになる。申し訳ない。。。
↑右の駐車スペースは既に溢れていて、左側の車道にも路駐の山。
駐車場から観瀑台へ †
車をとめて、短い温泉街を抜ける。それに時間は殆ど要しない。
温泉街がおわりになる頃、左右の分岐が現れる。
まずは、看板に従い左の観瀑台方面に進むことにした。
↑燕温泉街(入口)。ここの坂を登って温泉街を抜ける。
↑5分もしないで温泉街は終わってしまう。
↑分岐点の看板。最初、左の惣滝展望方面へ向かった。右で消されているのが今は通行止めになっている惣滝方面
標識に従って、開けた野っ原の緩やかな坂を歩いて行くとすぐに観瀑台に到着する。
↑観瀑台
↑観瀑台から見た惣滝
↑観瀑台から見た惣滝(300mmでいっぱいいっぱい)
観瀑台からの惣滝
遠望からでも豊かな水量と落差を伺うことができる。
、、、、が遠くて小さくて寂しい。爆音も聞こえないし。。
観瀑台まではすぐだが、滝を遠望で拝む他無い。滝までは1km程度だろうか！？
正直、ここで引き返していたら特に感動のない滝の一つで終わっていただろう。
これで日本の滝百選！？と残念リストに入れようと思ったが、観瀑台から滝方面に細い道がある。
途中2,3人が歩いているのが見える！
観瀑台から直接の道がないようなので、一旦引換してペンキで消された方面に向かえばもう少し近くで滝が見えるかもという気になった。行けるところまで進むことにする。
看板分岐に戻り、行き先が消された右の方向へ †
一度看板まで戻って、別ルートへ。
看板からすぐに警告の標識があった。
「滝方面は、道が崩落して危険だから通行禁止！」とのこと。。。
登山道方面の途中から近くで滝が見えれば、、と行けるところまで進むことにする。
↑分岐してすぐの看板
途中の滝� Г修Δ瓩鸞� †
↑そうめん滝
↑そうめん滝
分岐から5-10分くらいで、そうめん滝が見えてくる。
その名の通り細い長い流れだが、落差があるので少し見入る。
滝自体というより、周りの渓谷の雄大さとあわせてなかなかの景観だ。
ただ、先は長そうなので足は止めずに道を進む。
途中の滝�◆Р攜径� †
↑妙仙橋
↑華厳滝
↑華厳滝
さらに少し歩くと、華厳滝が見える。
散策道から対岸に見えるのだが、滝の姿の半分くらいしか見ることができない。
落差が非常にあり、かつ足場が濡れたり滑りやすいので下を覗き込むことができない。
ただ、水量は多く非常に迫力のある名瀑だ。
惣滝（途中） †
さらに超えて歩いて行くと、かなりの崖っぷちを歩くことになる。
足場が狭く、すぐに崖なので非常に強い。
基本的に立ち入り禁止なのはよく理解できる。
少し歩いて行くと、ちらちら遠望で惣滝を拝むことができる。
観瀑台から見た遠望とはケタ違いの光景だ！
そうこうしていると、崖下に「河原の湯」が見えてくる。
この辺りになると、明らかに散策道がなくなる。
崩落しており、川に降りるための鎖場だけが見えるだけだ....
ここまで来れば、いいか。。。
と思っていたら「河原の湯」を楽しんでいたトランクス一枚のお兄ちゃんが登場!（正直、あまりの格好にビビった）
「ここまで来たんだから、奥まで行きませんか？」とのお誘い
（これに乗らない手はない！）
と思ったが最後、鎖で川まで降りてあとは、ジャブジャブひざ下まで浸かりながら、川を遡行開始！
ひざ下までの水位の位置を探して、川を右に左に渡りながら徐々に滝に近づいていく。
少し冷え込んでくると、崖の岩が変色している岩に近づいて湧き水に触れてみると、、、おおっ！温泉だ！！
ムクムク体力が復活して遡行再開！
程なく滝の正面に到着!
↑惣滝��
↑惣滝��
↑惣滝��
惣滝正面 †
↑惣滝（正面）。レンズがぬれてずぶ濡れ
遠望で見るとは明らかに異なる大迫力の名瀑！
滝自身が起こす風圧で、絶えること無く渓谷に飛沫を吹き込む。
滝壷らしい滝壷が見受けられないため、そのまま滝までイケそうだが、
あまりの飛沫で息ができない！！
おまけに、カメラでこの勇姿を撮影使用にも、レンズがビショビショで全く撮影できない。
ただの雨模様になってしまう。。
他に誰もいない場所で、本当に最高の名瀑を堪能しきった最高の時間だ！
備忘録として必要なもの
- 歩きやすい靴（すべらないことが重要）
- 軍手（岩をつかみながら行くから）
- 虫除け
- 着替（パンツまでぐしょぐしょ）
- 途中で引き返す勇気
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